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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年7月13日(日)六回目
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三宮行きのバスはいかに

 本当は何か万博会場で食べて、もうちょっと見てとか思ってたんですが、


「もう今日は帰ろうか」


 という話になりました。ブルーインパルスで満足したしね。


「早いから三宮行きのバスに乗れんかな」


 と、様子を見に行くことにしました。


 その時間だと4時のバスに乗れるかも。乗り遅れたら4時半かな。そんなことを言いながら急いだんですが、


「えっと、すごい人じゃない?」


 でも一応そばまで行ったらやっぱり三宮行きみたい。


 でも一回に何台もバスが来る可能性もあるし、一応聞いてみるか。


「これ、全部三宮行きの人ですか」

「そうです」

「今から並んだら何時ぐらいになりそうですか」

「5時は過ぎるかなあ」


 さいなら、とくるりと後ろを振り向いて、


「三宮はなしだ、なし」


 便数が増えたとの話だったけど、この時間でその始末ではどうにもこうにもならん。


「もう三宮はなしやな」


 そういう結論になりました。


 もしかしたら今回はブルーインパルス目当ての人が終わってみんな帰ろうとしたのかも知れないけど、一時間待ってる間に三宮に帰れるっての。

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