コモンズD・パレスチナ
「パレスチナ」
この名前を聞いたらみなさん、もう私と同じようなイメージを持たれるのではないかと思います。
とても一言で説明できる「地域」ではないですよね。「国」でもないと思うし。
おそらくいわゆる「パレスチナ自治区」として参加してくれてると思うんですが、展示してあったのは本当に静かな物、刺繍や衣装などです。知らない人が見たら「穏やかな国だろうな」と思うでしょう。
そして、
「岩のドーム」
の写真ですが、なんて言ったらいいんでしょうかね、日よけのように静かに吊るしてあって、人が触れるとゆらゆらと揺れてました。
あえてそういう問題に触れていないところがかえって傷の深さ、深刻さを感じさせました。
戦禍の地にも人がいて、普通の生活がある。そういう主張だということですが、なんとなく分かります。私は戦争の経験はありませんが、震災の経験もありますし、自分が直接影響がなくても少し離れた地の震災や災害も目や耳にすることもあります。
どんな時にもそこには人がいることを忘れないで、そういうメッセーなんだろうなと思いました。
パレスチナの静かな生活を伝えてくる写真です。




