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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年7月13日(日)六回目
289/744

ブルガリア館・その一

挿絵(By みてみん)


 シンガポール館が思わぬ良いパビリオンでほくほくして出てきました。


 お隣のブルガリア館の列を見たら、さっきと同じぐらいの人で、もう一度さっきのお兄さんにどのぐらいの待ち時間か聞いてみたら、


「1時間」


 と、やっぱり言われました。

 

 ですが、どこをどう見てもシンガポール館と同じぐらいの人しか並んでない。


「30分ぐらいじゃないの」

 

 と並んだんですが、列が動かない動かない。


 どうなってるのかなと思ったら、他の人が、


「映像を見せるパビリオンで、まとまった人数が見終わったら次のと入れ替えをする」


 らしい。なるほどなるほど。


 例えば30人規模の劇場だとしたら、一気に30人分進むわけだ。そして映像と言っても1時間もあるわけじゃないだろうし、この人数だったらやっぱり30分ぐらいじゃないのかな。


 と、思った自分の過ちをすぐに悟ることになりました。


「一回がすごい長い」


 一気に数十人がパビリオンに呼ばれて入るんですが、次の人が呼ばれるまでがやたらと長い。それでなんとなく思いました。


「もしかして、一回に入れる人数、入れ替わる時間が分かってるから1時間と言ってるんじゃないか」


 もしもそうなら、これまであっちこっちで裏切られてきた、1時間と言っても2、30分という暗黙の了解が崩れるではないか。


 そして思った通り、最初に言われた通り、1時間待ってやっと館内に入れました。


 そんなに人数多くないのに、本当にそんなにかかるとは思わなかった!

こんな感じで出てくる人と入る人が入れ替わる感じです。

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