表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年7月13日(日)六回目
286/750

シンガポール館・その一

挿絵(By みてみん)


 さて、オランダ館に振られてしまったので、次に行くところは決めていない。


「とりあえず、この近辺で入れそうなところを見てみよう」


 オランダ館の隣にはブルガリア館、シンガポール館、そして今からとても並べないイタリア館、ベルギー館と続きます。


 すぐ近くにブルガリア館のものらしき列があり、いかにもブルガリアみたいなお兄さんが「最後尾」みたいな紙を持って立ってるので、


「時間、どのぐらいですか」


 と聞いたら、


「一時間」


 ということです。


 うーん、これまでの経験では、このぐらいの列はどう見ても30分ほどに見えるんだが、1時間なのか? 大屋根リングの下だし1時間ぐらいなら並んでもいいんだが、とりあえずお隣のシンガポール館の列に行ってみる。


「20分」


 どう見てもブルガリア館と同じぐらいの人の列です。やっぱりブルガリアは多めに言ってるんだろうかと思ったんですが、20分と言うんですからとりあえずこちらに並んでみることにします。


 と並んだら、あらら、すいすいすいすいと列が進み、大屋根リングの下の列から、あっという間に赤くてまん丸のパビリオンの下まで移動してしまった。


「なんでここ、こんなに進むのが早いんだろう」


 と思うぐらい、本当にすいすいと。


 まあ、なんでも早ければいい。あまり日なたに長く並ぶこともないしと、すいすいと入口まで進みました。

ブルガリア館の方向から見たシンガポール館。赤くてまん丸です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ