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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年5月29日(木)初回
28/701

いざ出発したものの

 なんだかんだもめながら、とうとう当日になりました。


「出発するぞー!」


 約束の時間よりまずちょっとだけ遅れました。まあ、そのへんは考慮してるのであまり問題はない。


 ところが、次に当然と言えば当然ですが、予想してなかったことになりました。


「あかん、渋滞しとる」


 そう、時間がね、ちょうど通勤時間にばっちり合ってしまった。


 何しろ両名ともそういうのと縁がない。私は毎日のように家を出てはいますがすぐ近くの実家に出勤するだけ。T氏にいたっては完全に在宅ワーカーなので、下手すりゃ一週間も十日も家から出てなかったなんてことになる始末です。

 

 途中、どうしても抜けられない場所で車がストップ。ちょっとずつしか進まない。


「これは予定より着くのが遅くなりそうだ」


 出だしでつまづいてしまったがな。


「まあまあ、早めに出てるんだし、遅れても入れないってこともないでしょ」

「そりゃまあそうだが」

 

 何しろ私は「いらち」なのです。ただでさえ妥協して7時半三宮よりもかなり遅くになってるのに、さらに遅れるのかと少々いらいら。


 T氏は元々がもうちょっと遅くなってもいいんじゃないかと言っていた人なので、それほど慌ててはいません。


 かなりの温度差を持ったままやっと駐車場に到着し、まだ早かったので停める場所はいっぱいあったので、急いで停めて駅まで急ぎます。


 予定よりかなり遅くなってしまった。私の中ではね。

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