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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
序章 万博に行くまでに
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互いに妥協する

 私の心の中のタイムスケジュールはこうでした。


 7時半三宮到着。


 もしもバスがすごく混んでたら下手したら1時間ぐらい待つかも知れないので、早めに着いておくに限る。

 

 8時15分、9時15分、9時45分のどれかに乗りたい。最悪10時15分でも11時15分着で見ておけばなんとかなるだろう。最後ので11時3分着の予定。


 ですが、


「やっぱり7時半は早過ぎると思う。11時入場でしょ?」


 と言われてしまうと、そんなことはないとも言いにくい。


「分かった、じゃあ9時までには三宮に着くようにしよう」


 と、その時間で妥協することにしました。

 

 T氏はもうちょっと後でもいいんじゃないかと言ってましたが、


「こういうのは混むのを前提で早め早めに動くに限るから」


 と言ってあちらも妥協。


 そこから逆算して出発時間を決めました。


 駅までは車で行き、ショッピングセンターの駐車場に停めておきます。ここの駐車場は24時間営業で、しかも深夜2時までは当日扱いなのです。

 もう一つ、もう少し駅に近いやはり同じような駐車場はあるんですが、そこは朝7時から夜0時までなので、選択肢から外します


「もしも遅くなって最終の電車になったとしても、当日料金でいける」


 と言ったら、


「そんな遅くまでいないでしょ、雨が降るかも知れないし」


 と、雨を恐れるT氏の言葉です。


 当日の天気予報は、


「夕方からめっちゃ雨」


 になっていたので、まあ、そのへんは様子を見ながらおいおいね。おそらく、そこまで遅くまではいられないでしょうし。


 ということで、互いに妥協して、やっと出発時間が決まりました。

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