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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
序章 万博に行くまでに
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時間を決めよう

 入場時間も決まりました、11時までに会場に着けばいい。締切があるわけではないので多少遅れてもいいようなものです、11時ってのは「11時台」という意味でしょうし。

 

 ですが、どうせなら11時に入りたいじゃないですか。11時に予約して11時59分まで待たされて入るようなことはしたくない。ちょっと早く行かないと。


「11時予約だったら10時半に行って11時の一番に入るのがいいです」


 と書いてた方がいらっしゃったので、その線を狙います。


「ってことで、10時半には着きたい。それには三宮9時半に出るバスに乗る必要がある。でもそれは最短の場合。バスに乗るのにそもそも並ぶらしいから、三宮に早めに着いておきたい」

「ってことで、何時にどうするの?」

「だから、三宮に7時半に着く予定にしたらどうだろう」


 と言ったら、T氏に非常にびっくりされました。


「え、なんでそんな早く! そんなに早くに行く必要ある?」


 いや、気持ちは分かるよ。だけど三宮発のバスは非常に本数が少ないのです。


 しかもバスが楽だよ、何回も電車に乗り換える必要ないし、電車と値段も変わらないよと周知されてきたもので、かなり人が集まっているらしいのです。

 

 その状況に神姫バスが6月から増便を考えているらしいけど今はまだ5月、少ない本数のバスに乗らねばならない。


「ってことで、そのぐらいに行きたいのですよ」

「うーん……」


 T氏はどうやら嫌がっているらしい。

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