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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年7月6日(日)五回目
253/755

イタリア館・その十五

挿絵(By みてみん)


 ただでさえお宝がこれでもかと攻撃してきてかなりのダメージを受けているところに次はこれです。


「レオナルド・ダ・ヴィンチのアトランティコ手稿」

 

 あのダ・ヴィンチの手書きの原稿。聞いただけでもどれだけの価値のあるものか分かると思います。大量の原稿の中のうちの4ページが万博の前半と後半に2ページずつ公開されるそうです。つまり全部見ようと思ったら、後半もう一回行かないといけないというめまい物。


 アトラスはじっくりと周囲をぐるぐるしながら見られました。キリストは隅っこにいたので順番を譲りながらそこそこ急いで見られました。ファルネーゼは急いで急いでと言われて写真一枚撮ってこれがそうかと見たらさっさと進まなければいけませんでした。ヴィーナスもあまりに隅っこにいるのでゆっくり進んでもあまり長居することはしにくかったです。


 ですがこれはもう別格で、


「立ち止まらないでください、写真は一人一枚、もしくは動画でずっと撮ってください。立ち止まらないでください」


 と、これまでで一番急かされます。


 そんじゃ動画にしようかなと思って一度はそうしたんですが、それもうまくいかない感じがして、手前から遠くを一枚撮って、前で一枚ずつ撮るというので精一杯。通路も狭いし、


「この前では立ち止まらせないよ」


 の強い意志を感じました。なので何を書いてるかまではよく分からない。


「ダ・ヴィンチの手書きなんだな」

 

 と思うだけで精一杯です。


 見たという満足感だけでいいか。写真をあらためて見て、こんなこと書いてるんだなと後で確認してねという感じの駆け足でした。

写真左上:「レオナルド・ダ・ヴィンチのアトランティコ手稿」との看板。

写真右上:少し離れたところから撮った並んでいるページ。

写真左下:左側にあったページ。

写真右下:右側にあったページ。


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