イタリア館・その十三
アトラスを堪能した後は、
「復活のキリスト」
です。
十字架を持ってるのでパッと見て、これからゴルゴダの丘に登るんじゃないかと思いそうですが、そうじゃなくて復活した後です。でも復活した時はそんな物持ってないと思うんですが、この十字架はどこから持ってきたんだろう。
復活されたからか、なんと表現していいのか分からないお顔をなさってるように思いました。お釈迦様で言うと解脱したという感じですか。人の次元を超えたみたいな。
このキリスト様は万博開場からちょっと遅れた5月18日から公開されました。一足遅れたのか、それか追加されたのかちょっと分からないですが、追加されるぞとのニュースは見た気がします。
調べてみたら「あらたに追加された」という記事がありましたのでやっぱり追加らしいのですが、どういうことから追加されたんだろう。
しかし、ミケランジェロが追加って、後からおまけみたいな扱い、イタリアもすごい国だな!
見ていると自分が貼り付けられた十字架(多分)や綱を持って生き返るってどんな気持ちなんう、ミケランジェロはどういう発想からこの表情にしたんだろうとか色々と考えてしまいます。
だけどそういう芸術的な観点よりも、ミケランジェロなのに次の部屋に行くその前に、ちょこんと普通の物みたいに置いてあるのはどうなのよ。それからキリスト様なのに素っ裸でいいのかなど、色々と違った角度から考えてしまう俗物でごめんなさい。
いろいろな角度からのキリスト様ですが、やっぱり表情が気になります。




