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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年7月6日(日)五回目
246/761

イタリア館・その九

          挿絵(By みてみん)


 愛しのマンショ様にお目にかかったので、つぎはいよいよ御大アトラス、の前に、他にも色々あるというのをちょっと見て回ります。


「だって、もったいないやん!」


 ということで、横目でアトラスを見ながらまずは周囲の展示物を見て回ります。私は大好物を最後に残すタイプなのです。それでいくとマンショはラストから二番目ということになりそうですが、配置的に入口ですしね。

 

 このあたり、エッセイに掲載するにあたってもったいつけてるわけじゃなく、写真データを見ると分かるんですが、本当にそういう順番でチラ見しながら回ってます。


 まずは天上の木製の複葉機を。


 この時にはこの飛行機は何なんだろうと思ったんですが、書くにあたって調べたら、


「1920年 (大正9年)ローマ東京間飛行を成功させた複葉機の木製モデル機」


 だそうで、びっくりです!


 実際にこの複葉機で100年前のコースを飛ぶという計画があったらしいんですが、「予定」だったとあるので、実現はしなかったのかも。それにしても、これだけでも本当に価値のあるものです。黙って天井にぶらさげてあったので、もしかしたら気がついてない方もあるかも。もったいない! 


 それから、なんだかよく分からないんですが、タンバリン(今はタンブリンらしい)みたいなのの横でどっくどっくと動く青い丸いのとか、心臓がずらっと並んでたりもします。

 本当にこういうのはよく分からないんですよね。いや、古いのだってそこまでよく分かってるわけじゃないですが、それなりに「すごいな」とか「きれいな」とか「これいいな」とかは思えるわけで、もう100年前のボッチョーニのブロンズも、私にはよく分からないです、ごめんなさい。面白いなとは思えますが、そこまでが限界です。


 会場全体に年代別とかじゃなく、


「どうぞご覧あれ」


 という感じで古いのから新しいのまでぼんぼんぼんと展示してある、それがイタリア館です。

写真一枚目:上を見上げたら天上に溶け込むように複葉機。

写真二枚目:タンバリンみたいな造形と青い丸いの。

写真三枚目:ずらりと並んだ心臓。

写真四枚目:展示室の配置はこんな感じになります。

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