イタリア館・その五
ワークショップエリアで待つこと約30分、少しずつ進み、打ち出し真鍮の端っこまできたら、緞帳のようなカーテンの前でしばしストップ。
ここにきてやっと、どうして進みが止まるのかが分かりました。この緞帳の向こう側で映像を見ることになるので、一定の人数を通して、見終わったらまた次の人が入る形です。係の人が「ワークショップをどうたら」って言ってたのは関係ないっぽい。ほとんどみんなワークショップを見て、そのまま並んでましたし。
緞帳前まで来てもまたしばらく立って待つことになります。そこまでの待ち時間を入れて、パビリオンに入ってからが30分ほどという感じです。ワークショップを無視するなら、多分その待ち時間は不要ということでしょう。でもそんなの、初めて来た人には分からないですからね。そう何回も来られるパビリオンでもないし。
ですから、この先イタリア館に行く方で、
「ワークショップより中のアトラスにとっとと会いたい」
という方は、どんどんと前に進ませてもらって緞帳前で待てばいいのかも知れません。今回はそうやって進む人、ほぼ見かけませんでしたが。
緞帳前で立っている時に建物を見てたんですが、まるで大屋根リングのような木造だということがよく分かりました。通ってきた方、七夕飾りを吊っている部分も、すぐ横も、やっぱり日本建築みたいな建て方です。
そうそう、イタリア館、バルト館と同じ香りがしてました。松の香りです。それもなんとなく落ち着く感じでしたね。
写真上 :通ってきた方向を背後にして、次の映像の部屋に入ることになります。
写真左下:ちょっと見大屋根リングですがイタリア館です。
写真右下:この緞帳の向こうが映像エリアになります。




