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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年7月6日(日)五回目
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イタリア館に並ぼう・その二

 さて、どうして今回イタリア館に並ぶことになったのか。


「もう次で五回目、ちょっと大物を狙いたい」


 そう提案しました。

「その代わり、この日はイタリア館だけしか行けないかも知れない。そういうことができるのも、通期パスだからだと思う」


 T氏は万博は楽しんでるけど、特に並ばなくてもいいという人。嫌がるかなと思ったけど、話をしたらまあ並ぼうかということになりました。


 こういうのも9時に入ってすぐだとほとんど並ばずに済みますが、10時、11時と遅くなるほど並ぶ時間は長くなります。しかも日曜日はおそらく人が多い。


「かなり不利な状態だけど、どうしても行っておきたいパビリオンだし、行っておいたら気持ちも落ち着くだろう」


 そういう心理から今回実行することにしました。


 並ぶ列は大屋根リングの下、日差しは照りつけないのでそこまで大変とは思いませんが、やっぱり数時間はきびしいです。今回はおかげで例の椅子が大活躍してくれました。列が進むと椅子を持って移動しますが、列が動くまではしばらく座っていられます。

 レジャーシートを持ってる人もいらっしゃいましたが、そういうのだといちいち広げたり座ったりが大変です。低い椅子でもそこそこ大変。いや、いい椅子買ったなと思いました。


 とにかくやることは列が動いたら移動することだけ。


「当日予約ができるかチャレンジしよう」


 先に言っておきますが、全く取れませんでした。相変わらずほぼバッテンがついてるし、◯になることはほぼない。そして△があってクリックできても「確保できませんでした」と返事が来るばかり。


 とにかく本日の戦いは始まりました。

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