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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年6月29日(日)四回目
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帰りのバスは予約なし

挿絵(By みてみん)


 もうバス停にも慣れたものなんですが、今回はちょっと時間が遅かったせいか、予約のない人はずっと遠くまでぐるっと歩いて移動です。乗る時にはぐるっとまた歩いて戻ってきたんですが、暗いからどうなってるのか、なんだかよく分からなかった。とにかく歩かせられたことだけは確かですが。

 

 そうそう、バス停の入口に近づいた時、バス停から会場に向かって小学校の3年生ぐらいかなあ、男の子が一人走ってきたんです。なんだろうと思ったら、いち早く警備の人が保護のためでしょう走って声をかけたんですが、保護者が後からやってきたのが見えたらしく、安心したように伸ばしかけた手を引っ込めて見送ってました。そういう仕事もあるんだなあ、大変だ。でもしっかりお仕事をしてくださってる姿を見て拍手です。本当の迷子だったら、早く保護しないと大変ですもんね。すごい人だし。


 バスは少し待ったんですが、9時ジャスト発に乗れて、しかも前の方だったので座ることもできました。


 前は立ち乗りを見逃して次のバスに乗ったんですが、こんな放送があったので、座れなくても乗らないとだめかなあと思って各としてたんですが、運がよかった。


 その放送とは、


「予約のない方はバスに乗れない可能性があります」


 です。

 

 もしも一台見逃したら、三宮行きのバスみたいに長く待つことになるかも知れないと思ってました。


 面白かったのは、この放送を聞いた後ろにいた男性と女性の会話でした。


「乗れない可能性があるって、乗れるとも乗れないとも言い切れないのは文句言われるから」


 確かにどっちでも文句言う人はいそうだなと思ってちょっと笑った。


 でも今度からは帰りのバスも予約しておかないといけないな。夏休みに入って人が増えてきたら、それこそ予約のない人は乗せてもらえない可能性も出てくるかも。


 とりあえず今回はちゃんと乗れたのでよかったけど、次回は予約しておきました。


 たまたまですが、大きなイベントがあって人が多かった日、実際に100人ほどの人がバスに乗れなかったんだそうです。タクシーで帰るようにと呼びかけがあったとか。


 そういうイベントにぶつけて予約はしてないんですが、何があってそういう状況になるか分かりません。その時のために、予約はやっぱり大事です。

バス停側から見た西ゲートです。向こうの方に大屋根リングが見えていて、遠ざかるんだなあとちょっと感傷的になったりもします。

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