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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年6月29日(日)四回目
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夜のエスカレーター

        挿絵(By みてみん)


 前回はお昼に上がって下った大屋根リングのエスカレーターに、今度は夜、乗ってみようと思いました。


「また乗るの」


 と、T氏が渋っているので、


「そこのベンチで待っててくれたらええよ、すぐ戻るし」

 

 と言ったんですが、


「しょうがないなあ」


 と、やっぱり付いてきました。妙なところ律儀で付き合いいいな。


 上がる時、やっぱりちょっと怖いです。なんとなく背中がゾクゾクする。なんででしょうね、これって。背中に何もないというのが怖いんだろうか。後ろにバタッと倒れてしまいそうでなんとなく怖い。


 それでも夜景を見ながら上まで到着し、ホッとして大屋根リングの上へ。


 上から見ると、やっぱり会場全体がキラキラしてきれいです。上がってよかった。


 遠くの方で反対側の大屋根リングが光っているのを見たら、やっぱりすごく大きな建物なんだなとあらためて思います。光るとまた違う印象です。


 夜になったらユスリカが多くなるとも聞いたんですが、短時間だったからか、全く気になりませんでした。エスカレーターの灯りもあるし、もしかしたらも集まってくるのかなと思ったりもしたんですけどね。


 少しだけ景色を見て、割とすぐに下ります。時刻は夜の8時半、もう帰らないといけません。


 下りはゆっくり風景も見て、写真を撮る余裕もあります。高いのが怖いのなら、下が見えてる方が怖いような気がするけど、そうでもないです。下るだけならもう一回下ってもいいな。そのためにはもう一度上がらないといけないわけですが。


 なんとなく、今度は夜の大屋根リングをぐるっと回ってみたくなりました。

写真上:エスカレーターの降り口、乗口。ここまで光ってきれいです。

写真中:大屋根リングから見た万博会場。私の癒やしの場のバルト館も見えてます。

写真下:緑に覆われたセルビア館も夜景です。

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