表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年6月29日(日)四回目
217/751

四度目のバルト館

      挿絵(By みてみん)


 もうここに寄るのはお約束、今回も西の癒やしの場、


「バルト館」


 にやってきました。


 入口にいた係の女性も、もう顔を覚えてしまった。あちらはもちろん、毎日たくさんの方が来られるのですから、こちらのことなど覚えてはいないでしょうが、知ってる人がいるとなんだかうれしい。勝手に親しみを感じてしまいます。


 バルト館に行きたいと思った最初のきっかけはもちろんアルトゥルさんなんですが、来てみたら本当に癒やされるパビリオンなんです。松の香りがして、奥の緑の壁はひんやり。壁一面のハーブと植林プロジェクトなどがあるだけ。「だけ」と書くと悪い意味に取られそうですがそうじゃない、それがいい、その「だけ」がいいんです。


 緑の壁エリアには腰を掛けられる場所もあり、壁にメッセージを書いたらそこで座って一休み。その間にも指で書いたメッセージは消えていく。


 壁のある一番奥から出口に向かうと、そこには小部屋があり、バルト館のマスコット「バラビちゃん」が色々なメッセージを伝えてくれます。キノコのキャラでエリンギに見えますが、本当はポルチーニ茸です。


 かわいいので何かグッズとかないんですかと聞いたら、残念ながらないとのこと。かわいいから作ったら売れると思うんだけどなあ。


 そうそう、今日もアルトゥルさんはお仕事の日で、また会うことができました。今日はちょっと質問をしたいこともあってぶつけてみました。


「アルトゥルさんの名前の正確な発音は?」


 私は「パスツール」みたいに後半を伸ばしていたんですが、テレビのアナウンサーが「サルトル」みたいに短く言ってたんです。それで仲間内で意見が割れ、本人に聞いてみようとなったんです。


「アルトゥル(サルトルに近く)です。ラトビアには伸ばす名前はないんです」


 みたいなお答えでした。負けたー! これからは短めにお呼びしたいと思います。


「字そのまま、なんで伸ばすと思ったのか」

 

 と、T氏からもH氏からも言われましたが、なんか伸ばすっぽく思えませんかあ!


 そしてアルトゥルさんと一緒に中にいらっしゃった男性のスタッフさん、


「すごいピンズですね」

「全部お客さんがくれました」


 と、見事だったのでもちろん写真を撮らせていただきました。


 お二人にはさまれて記念撮影も。


 何度来てもやっぱり癒やされるバルト館でした。

写真上 :バラビちゃんとミャクミャク様がみなさんをお出迎え。

写真左下:本日もにっこりのアルトゥルさん。

写真右下:ピンズいっぱいのスタッフさん。キュートです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ