工事中のネパール館
前々回の地図を辿っていくと分かるんですが、行先にこんなパビリオンがあります。
「ネパール館」
色々あって、やっと工事が再開されたまだ未完成のパビリオンです。進んでいくと、いきなりコーンが並んで柵がしてあって、
「進入禁止」
と書いてあり、
「本当に作ってる途中なんだなあ」
と思いました。
近寄ってみると、外には誰もいませんが、中からとんてんかんてんと大工仕事の音がしています。順調に作業中なのでしょう。
柵の何ヶ所かにバーコードがあり、
「 Nepal Pavillion Instagram」
とありました。
帰ってから見に行ってみたら、パビリオンの完成図や、ネパールの写真なんかがありました。
制作ノートなどにも書いてあるんですが、私の代表作の「黒のシャンタル」を書くきっかけになったのは、ネパールの少女の生き神様「クマリ」です。代々その身の内に神を宿す少女たち、そこから思いついたオリジナル神話をベースにした作品です。
勝手に自分と関わりの深い国だと思っているので、オープンしたらぜひとも行きたいと思っています。
今はまだ、とんてんかんてんを聞きながら、
「がんばれよ」
とエールを送って通り過ぎました。
写真左上:ネパール館の入口になるんでしょうか。
写真左下:レンガ造りの壁の上から、生き神「クマリ」が顔を覗かせてくれそうに思いました。
写真右 :金色の仏像が並んだ扉。レストランかグッズショップの扉か?
ついでに宣伝!
ネパールのクマリから発想を得た「黒のシャンタル」の始まりの第一部はこちらになります。
よろしければご一読ください。
https://ncode.syosetu.com/n0290gp/




