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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年6月29日(日)四回目
199/742

ポルトガル館の謎が解けた

 こうして端末からの予約を諦めて出てきた目の前には、ポルトガル館がありました。


「そうそう、知りたいことがあったんだった」


 前回ポルトガル館に来た時に、なんだかよく分からない小部屋に入ったんですが、それがなんだか分からないから確認がしたかった。


 行ってみたら、


「ない……」


 どういうことでしょうか、前回来た時に中にテーブルがあった部屋がなくなってる。


 パビリオン全体をびらびらとロープが垂れて覆っているもので、扉があったと思しきところにもロープがあっていまいちよく分からない。でもそのあたりには部屋らしきものがあるようには思えない。ロープがびらびらしているだけ。

 

 その扉があったんじゃないかと思うところから、ちょっと離れたところに人が出入りしている扉がありました。そこに係の人がいるから聞いてみよう。


 近づいたら、


「ここはパビリオンからの出口です、あちらから入ってください」


 と言われたので、違いますと事情を説明することにしました。


「あの、前に来た時にこのとなりあたりに小さい部屋があったのがなくなってるんですが」


 と言ったら、「ああ」という顔になって教えてくれました。


「あそこはエキシビションをやるための部屋で、今日は何もないので開けていません」


 なるほど!


 あの日、あそこでやっぱりなんかイベントをやってたんですね。何をやってたかまでは謎のままですが、それでなんだか分からない部屋になってたわけだ。


 その係の女性に話を聞いていた背後、確かに前回パビリオンから出てきた時に通った記憶があります。グッズとかあったのをちょっと見たなあ。


 謎が解けてすっきりしました。

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