表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年6月29日(日)四回目
198/751

当日予約端末にチャレンジ

 おいでやすミャクミャク様の写真を撮った段階ですでに午後2時を超えてます。


「一度当日予約の端末に行ってみよう」


 東ゲートから入って地図を見たら、地図の北側と南側の同じぐらいの距離に端末があることが分かりました。


「南のミャクミャクくじのあたりにある、そっちに行ってみようか」


 ということで、ぽてぽて歩いて日本館、シャインハットを通り過ぎ、


「あそこじゃないかな」


 という施設を見つけました。


 行ってみたら入口のあたりまで人が並んでます。どうやらみんな端末からの予約を狙っているらしい。


 自分のスマホから予約を入れるのも、端末から入れるのも同じと言われていますが、当日予約が取れたという方のコメントを読むと、端末から取れたという声が圧倒的に多かったからです。とりあえずやってみよう。


 そう思って並んでたんですが、全く進まない。


 なんとか少しずつ進んで行き、操作されている端末の画面が見えてきたんですが、親子連れのお母さんらしき人が操作しています。


 してるんですが、五十音ごとに並んでいる上の「あ」とか「か」をタッチして、開いた画面を叩いてはまた戻るを繰り返してます。文字まではよく見えませんが、どうも叩いても画面が進まないか何かなので、また戻ってはやり直しているみたいです。


 これって、スマホで操作してるのと同じじゃないのかな。タップしてもタップしても「予約取れませんでした」って出る、あの見慣れた画面が端末のモニターに出てるだけでは。


 そう思いつつ見守ってるんですが、延々元に戻っては開いてをその親子連れが繰り返すだけ。


 端末は一台だけ。そこを一人が独占してやってたら、そりゃ進まんわな。


 どうしようかと思っていたら、私たちが並んでいる列に人が来て、


「このあたりは救護所なので外に出てもらえませんか」

 

 みたいなことを言ってきました。


 私たちがいたのは次でそこから折れてロープが張られている中に入るという感じのところ。そこで外に出てと言われてもなあと思ってたら、やっと次の人に端末を変わったものの、多分同じことを繰り返すでしょうと分かってしまった。


「もうやめよか」

 

 と列をはずれて外に出ました。

 

 あれ、端末でも空きがなかったら取れるはずないし、一人が取れるまでって粘ったら永遠に列は進まないと思います。一人3回とか決めてやらさないと、見てたお母さん、ずっと同じこと繰り返してたもんなあ。何回ぐらいやってた分からないけど、自分の機械じゃないんだから、何回かやったら譲らないとだめだろう。気持ちは分かるけどね。


 ということで、当日予約端末の初挑戦は触れることもなく終わりました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ