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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年6月17日(火)三回目
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夜の桜島までバスに乗る

挿絵(By みてみん)


 朝のバスと同じように、最初の1グループだけ待ったらすぐにバスに乗れました。今回は立ち乗りなら乗れますがと言われましたがちょっと待って次のバスで座って帰ります。私たちの前に車椅子ではないんですが、カートを押しているおばあさんがいて、そのグループ3人と私たち、それから後ろの何人かが次のバスを選びました。若くて元気は人たちはピチピチと立ち乗りを選んで乗り込んでいきました。


 次のバスが来て、運転手さんが板を渡してカートを押したおばあさんを乗せ、お連れの二名の方もその板を踏んで上がろうとしたら、


「ちょっと待ってください、歩ける方はこれはちょっと」

 

 と、急いで板を片付けがのでそうなのかと感心すると同時に、ちょっとだけ面白かったです。


 途中、三宮行きの様子を見てみたんですが、


「あかん、前と同じぐらい人が並んでる」

「これはもう三宮行きはなしやな」


 という話になりました。


 三宮行き、もうちょっと本数とか増えたらいいと思うんだが、神姫バスにも事情が色々あるんだろう。これからもバスに乗る時は桜島行きかなあ。


 夜景を楽しみながらバスは桜島駅に到着。立って乗ってる人から降りて行き、人が減ってから、カートのおばあさん、板なしでそのまま降りてたので、乗る時も乗れたんじゃないかなと思いました。ああいうのって乗る方が簡単な気がしますが、運転手さんの心遣いの板だったんでしょう。


「桜島駅のすぐ前やったよね、バスが着くの」

 

 そう思ってたら、何台も着くからでしょうか、今回は朝乗るのと同じぐるっと回ったところだったので、気持ちがなんだかすごく疲れました。歩くと思ってたらなんとも思わないのに、人間の気持ちは不思議です。


 とことこと歩いて駅に着き、電車に乗って、乗り換えて無事に家まで帰れました。家に帰るまでが遠足です。これまでより遅く、日付が変わるその直前ぐらいになりましたが、なんとかその日のうちに帰れました。


 ということで、第三回目、今回で完結となります。トルクメニスタンでコモンズ並に回数を取りましたが、なんとか四回目に行くまでには書き上げられてホッとしています。



万博のバス乗り場の配置です。公式サイトに公開のものになります。

Dの1とCの奥、桜島行きと三宮行きの距離が分かるかと思います。


そのさらに奥のAは尼崎などの駐車場まで車で来てそこからバスに乗ってきた「パークアンドライド」の方用のようです。

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