表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年6月17日(火)三回目
160/776

トルクメニスタン館・その四

         挿絵(By みてみん)


 一度はレストランを諦めて二階に降り、展示を見てたんですが、


「あれは、どうしても諦められない。やめたら絶対後悔する」


 そんな気持ちになってきました。


「やっぱりあそこで食べたらあかんかな」


 と言ったらT氏はちょっとびっくりしてたんですが、じっくりとどうしても行きたい気持ちを説明しました。


 元々私は中央アジアも大好きです。「乙嫁語り」の世界で中央アジアの料理、というかスナックぐらいらしいのですが、それをちょっと食べてみたいこと。あの店内でどうしても食べてみたいことなどを説明し、それからこうも言いました。


「また今度やっぱり来たいとなった時、また入るのに並んでから出ないと入れない。その時には今日よりもっと時間がかかるかも知れない。だから少しぐらい並んでも今行っておきたい」


 ちゃんと話をしたらT氏も、


「分かった、じゃあ行こうか。それほど行きたい場所なら」


 と、了承してくれました。ありがとう!

 

 一度は階段で降りた二階からまた階段を上がって三階に。やっぱり列の長さは変わらないけど、進むのは進んでるみたいなので最後尾に付きます。


「さっき、あのまま並んでたら今頃はどこらへんだったのかなあ」


 とは思いますが、それはまあ言っても仕方のないことです。


 廊下に並び、さっきは人が並んでてあまりゆっくり見られなかった展示品を見て時間をつぶします。


 というか、これ見てるだけでも時間が過ぎるの忘れますよ、これは。数は少ないけど、どれも貴重なものだからと、


「歴史的資料、お手を振れないようにお願いいたします」

 

 って書いてあるけど、なんかすごく控えめで、気づかれないかも知れないぞ、それでは。飾ってるのも普通んにひょいっと吊ってあるだけだし。


 廊下が狭いからかも知れないけど、なんかケースにでも入れた方がいいのではないだろうかと思いつつも、間近で、触れないようにしながらですが、目を皿のようにして見てました。

写真左上:きれいな石の付いたアクセサリーと刺繍のある衣服。

写真右上:刺繍が施された衣服。並んだ服の間に触らないでの注意書きが。

写真左下:注意書きのアップ。もっと目立つように貼った方がいいのにと思いました。

写真右下:列に並びながら見た光景ですが、みなさんレストランやテラスを見てから出ていってます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ