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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年6月17日(火)三回目
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ポルトガル館・その三

      挿絵(By みてみん)


 展示物の部屋を抜けると、その先は映像の部屋でした。


 二つの部屋を繋ぐ通路には、外と同じロープがいっぱい垂れてますが、照明は同じ青。外が海の上を走る船だとすると、こちらは深海に沈んだみたいな感じですか。なんとなく「パイレーツ・オブ・カリビアン」な感じです。


 部屋のあっちとこっちで分かりますかね、丸みを帯びたスクリーンが両側にあり、足元までずっと全部海。うーん、表現が難しいですが、とにかく自分が海の中にいるように部屋全体が海になるような映像が映し出されます。


 映像は二部に分かれていて、最初は海が穏やかに生命を包み込み生み出すイメージです。その後は人間が海を荒らすと怖いしっぺ返しがあるよ、そういうことを言ってました。氷河を溶かすと地上も見ずに沈むし、ゴミを捨てたら返すからねとかいうような感じです。


 なんとなくですが、これが1970年の万博だったら、最初の生命を生み出した「太古の海」だけだったのが、21世紀の万博ではSDGsをプラスしてるんでしょう。たったという言い方はどうか分かりませんが、半世紀の間に地球って、そんなに変わってしまったんだなあと思いました。

写真左 :二つの部屋をつなぐロープがいっぱい垂れてる通路。

写真右上:優しい海からのメッセージ。

写真右下:厳しい海からのメッセージ。

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