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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
序章 万博に行くまでに
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何もかも初めての万博

 さて、どういうチケットを買うかも一応決まったので、後は実際に行くだけなんですが、


「入場の予約とか、パビリオンの予約とかは日を決めてからでないとどうにもならない」


 という状態です。


 もしかしたらこれまでもこういう方法を使ったイベントがあったのかも知れませんが、少なくとも私は初めてです。大阪と淡路の花博は行ったけど、どっちも行って入れるところに入るというシステムでした。

 

 そういやUSJは「ファストパス」というものがあったので、両親と一緒に行った時にはパスを発行する機械に走って取りに行き、できる範囲で効率よく回れるようにしたことを覚えてます。行きたいアトラクションを大体決めておいて「ちょっと見てくる」と両親を待機させておいてダッシュしました。

 今は有料で先に入れるというのもあるから、もしかしたらUSJの「進撃の巨人XRライド」の時は1回ぐらいそれを使ったかも知れません。あまりよく覚えてませんが、買ったとしたらその時はネットだったものの、抽選がどうのってシステムではなかったです。


 とにかく今回みたいなのはやったことないし、まだ行く日にちも決まってないので手が出せない。


「とりあえずやってみないと分からない」


 状態で足踏みする日々が続きました。


「二ヶ月前、七日前、三日前、当日とかあるっぽい」


 とは聞くんですが、そんな先のことは分からない。連休や夏休みの旅行とかで計画を立てられるのならいいんですが、何しろこっちはコンビニでIDなしの紙チケットを買って行ける日が決まったら行こうと計画しているわけですから。


「行くならちゃんと計画を立てないと」


 とT氏は言いますが、今回に限ってはそういうチケットを買わないとどうにもこうにもならなくて、


「とりあえず行ってみないとなんともかんとも」


 なまま、日にちばかりが過ぎていきました。

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