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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年6月17日(火)三回目
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ミャクミャクくじ・その四

  挿絵(By みてみん)


 くじは丸い入れ物の中で回ってる三角くじを手で掴むタイプでした。入口の外に一つと中にもう一つあり、順番に私は中、T氏は外で引くことになりました。


 手前にある穴から手を突っ込み、さてどれを取りましょうかね。中では三角くじがくるくると回り続けてます。


「あれにしようか」


 手を伸ばしたらその三角くじが、


「あ、違うところから外に出てしまった」


 なんということでしょう、何ヶ所かに手をいれる場所があるんですが、左横にある穴から外に出てしまった。


 お姉さんが拾ってくれたんですが、なんだか運命を感じました。


「それで」

「これでいいんですか」

「それにします」


 開いてみたら……


「3等」


 やっぱりかー!


「こちらからお選びください」


 たくさん並んでるミャクミャク様から、


「じゃあこの子」


 と、目があった子を選びました。


 そのすぐよこで1等が当たるはずだったT氏も同じサイズを選んでます。


「どっちも3等か」

「1等ほしかったな」

 

 まだ諦めきれないT氏。


「もう一回引く?」


 と聞いたら、


「いや、一人一日一回って決まってるから」


 って、いつものように律儀だが、私が聞いてるのはそういうことではない。


「そうじゃなくて、また今度、次かその次か分からんけど、また並んでもいいよ」


 と言ったら、


「ええの?」


 と喜んでいたので、多分まだ何回かは並びそうな予感がします。


 まだパビリオンにもそんなに並んでないのにな!

写真は私のミャクミャク様、前姿と後ろ姿です。

ラブリ~

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