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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年6月17日(火)三回目
131/741

ミャクミャクくじ・その一

 目的地はパビリオンではなく、


「ミャクミャクくじ」


 でした。


 私もいいなとは思ってたんですが、


「くじだしなあ、どうしようかな」

 

 と思っていたら、これが引きたくて引きたくてしょうがない人がおったわけです。


 さて、列に並んだんですが、


「2時間待ち」


 とか言われてます。


 さてさて、ここでここに来るのを決める前の会話をちょっと。


 そもそもT氏は並ぶのが大嫌いです。


「できるなら並びたくない」


 そう言いますが、万博で並ばないなんてありえない。そりゃ誰だってすんなり待たずにすいすい入れたらそれにこしたことはない。でも並ばなくて入れる人なんて、一握りのVIPぐらいでしょうが。


「人気のパビリオンは並んでも見たいよ。予約が取れなかったら並ぶしかないでしょう」

「え~」


 と、嫌がっていたくせに、


「ミャクミャクくじは2時間までかな」


 とか言い出したので、


「え、何それ! パビリオンは1時間でも並ぶの嫌がるくせにミャクミャクくじは2時間かよ!」


 と突っ込んだわけですが、そうまでした並びたいらしい。


 私も引きたかったですよ、くじ。でも2時間とか3時間とか言われたら、


「うーん、くじだしな」


 と思うわけですが、T氏はどうしても並びたかったらしい。


 まあ、結構私の要望通してくれてるし、私も並びたくないわけじゃないし、一日ぐらいいいかと並ぶことにしました。

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