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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年6月17日(火)三回目
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目的地が見えてきた

挿絵(By みてみん)


 そうやって予定通りちょっとばかり道を間違えて時間を無駄にしながらも、目的の場所にたどり着きました。


「このへんのはずやけど、行列はどこだろう」


 ええ、もう並ぶのは決定的です。少し遅くなると3時間とか4時間並ぶらしい。朝、できるだけ早い時間に並ぶと2時間ぐらいまで。だからT氏はちょっとでも早く行きたくて、どうせ買えないだろうからICOCAに寄りたくないなという顔をしやがったわけですね。なんというわがままなおっさんだ。


 ですが、私もここには来たかったんです。

  

 えっさかえっさかとやってきて、そのへんに立っている万博の人(警備の人だと思う)に、


「すみません、これの列どこでしょうか」


 と聞いたら、


「あそこだと思います」


 と言われたところに確かに人の群れらしきものが見える。最後尾とのプラカードを持ってるっぽい人も。


 お礼を行って急ぐとプラカードには、


「最後尾、2時間」

 

 の文字が。


「やっぱり2時間か」


 10時入場の段階で、しかも西から東に来るという段階で、すでにその時間は覚悟しておりましたので、とっとと列の後ろに並びます。


 大屋根リングの中に列があるので、日差しも気にならないし風もある。2時間ぐらい大丈夫だろう。それに思ったより列も早く進んでる。


「これ、2時間もかかるんかな」


 そう言いながら列が進んだら、目的の場所というか物というかが段々と大きく見えてきました。

写真左 :大屋根リングの中から見えた目的地。

写真右上:列が進んで大きく見えてきた目的地。

写真右下:列が進んでもっともっと大きく見えてきた目的地。

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