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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
三回目に向けて
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水の謎が解けた

 初回にX線の前で他の人が飲みかけのお茶を一口飲んでくださいと言われてたのに、同じく水を飲みかけの私は言われなくて、どうしてだろうと思ったんですが、謎が解けました。


 今回も前の人の様子を見ていたら、やっぱり飲んでくださいと言われてる人がいたんです。


「私も言われるのかなあ」


 と思っていたら、ドリンクボトルを持ってる方がいて、その人に係の人が説明しているのが聞こえました。


「外にカバーを巻いているタイプのペットボトルは『これ』を使っても中身が検査しにくいんですが、これは大丈夫です」


 この時の「これ」ですが、よく身体検査の時に先に丸い輪っかがついた棒みたいなのを当てて調べてますが、ああいうのです。どうやらその機械で中が単なるお茶か、何か変なものが入っていないかの検査ができるようなんです。

 ですが、お茶とかで外にビシッとカバーがくっついてるタイプ、ああいうのは検査しても反応がで出にくいらしく、それで飲んでくださいと言われるみたい。

 私の場合、外にカバーのないミネラルウォーターのペットボトルを持っていたので、言われてみれば飲みかけのも開けてないのも、その先の輪っかを通してました。だから飲まなくていいと言われたんですね。笑われたのは飲む覚悟で待ち構えていたからだと思われます。そういう人時々いるなとでも思ったのかな。


 これまで二回は天候に恵まれました。それほど暑くもなく、雨も降らず。比較的過ごしやすかった。でもこれからは暑くなるのは確実です。なので今度はドリンクボトルにミネラルウォーターを入れて凍らせて、保冷剤代わりに持っていこうと思います。結婚情報紙でもらったスヌーピー君の保冷バッグにカチカチのボトルと、ネッククーラーを入れていけば多少はしのげることでしょう。


 でもなあ、一回ぐらい「一口飲んでください」やってみたいんですよね。一度あえてそういうお茶持って行こうかなあ。

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