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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
2025年6月5日(木)二回目
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カンボジア館

   挿絵(By みてみん)


 無事に念願のアルトゥルさんにもお会いできました。バルト館を出て、次に向かいます。


 といっても、特にどこかは決めてません。時刻はもう16時を過ぎてます。今日もあまり遅くまでいる予定はなく、夕方には会場を出ようと言ってました。


 どこに行こうかと周囲を見渡していたら、ある物を見つけてT氏が、


「あれも写真に撮らないと」


 と言ったので、その方向に歩いていたら、


「ここ、すぐに入れそう」


 と、バルト館の並びにあるパビリオンが目に留まりました。


「カンボジア館」


 入ってみることにします。

 

 入口を入るとすぐ、漁師さんらしき人形が網を投げている像と、水牛らしき像が。どちらも「ツル」のような繊維で編まれています。素朴な、そしてカンボジアぽい印象を与えました。いや、そんなに詳しく知らないんですが、なんとなく東南アジアってこういうイメージだなと。


 中に入るとさすがに日本と同じ「瑞穂の国」です。実るほど頭を垂れる稲穂がずらっと並んでお出迎えしです。うわあ、なんか日本と同じ原風景な感じ。どことなくホッとさせられる風景です。


 そして、一面の田んぼの向こうには見たことのあるシルエットが。


「アンコールワットや!」


 生きているうちに見たい行きたい場所の一つです。それが田んぼの向こうにどーんと。


 前に「大屋根リングが見えてきた!」にも書いたですが、ピラミッドを見た時にあまりにどーんと大きすぎ、しかもカイロの町のどこからでも見えたもので、いっそ邪魔なほどに感じました。実際に行ってみたらアンコールワットは一体どう言う風に見えるんでしょう。こんな風に一面の田んぼの向こうに本当に見えるのかどうかは分かりませんが、のどかに田んぼを耕す水牛、メコン川で漁をする光景と金色に実る田んぼの向こうに、こんな風に見えたらいいのになと思いました。

 多分、そんな思った風にはならないんでしょうが、あくまでイメージです。そういうの、いいなと思うと同時に、やっぱり実際のアンコールワットにも行ってみたいとあらためて思いました。

 

 その夢はまだまだはるか先に置いておいて、今はやっぱり万博です。そういう雰囲気を味わえるの、本当に楽しいし充実しています。いい物を見せてもらったなあ。

写真上 :どーんと見えるアンコールワット。

写真左下:つるのような物で編んだ水牛です。ラブリ~

写真中下:一面実った田んぼの中を歩けます。日本の原風景のよう。

写真右下:網を投げる漁師の像。どんな魚がとれるんでしょうね。

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