アメリカ館のジャズ&ブルース
アメリカ館のレストランに入って「スパークバーガー」を食べた時、席が空いて「好きなところにどうぞ」と言われ、4人掛けのテーブルが空いていたので最初は手前に座ったんです。
そうしたら店の中で案内をしていたアメリカ人(だと思う)のお兄さんが、
「こっちの席にどうぞ」
みたいなことを言ってきて、好きなところにと言われたのにどうしてかと思ったら、
「こちらの方がショーが見えるから」
と説明があったので、ありがたくそちらに移動して、窓の方を向いて座り直しました。
見えると言っても店の中からガラスを通し、そのさらに先にあるステージの上で歌っているので、そんなによく見えるというわけではないんですが、それでもそう声をかけていただいたのを、
「なんか粋じゃないか」
と、思ってうれしかったです。
歌声はスピーカーを通して聞こえてくるので、席の一つや二つあまり関係ないんですが、なんで声をかけてくれたのかなと後で不思議な気持ちにはなりました。なんか、そういうの好きそうに見えたのか、並んでる時に音楽に合わせて揺れながら見てたからなのかなあ。まあ、揺れてましたから、私。
食べ終わったらまだまだ待っている方がいるのでとっとと店から出ます。ファストフードと一緒で、自分たちで食べ終わったゴミを分別して捨てて、トレイを返す形です。さっきのお兄さんに「ごちそうさま」と声をかけたら「ありがとうございました」とあちらも返事をしてくれて、大満足して外へ。
一度はステージを通り過ぎて左へ回り、そちらで少し休憩をしたんですが、後で戻ってきてステージ前にある椅子に座ってもう少し歌を聞いてきました。
歌手の方の名前は、
「ルビー・ヘイズ」
さんということでした。私は残念ながら存じ上げない方だったんですが、パフォーマンスは素晴らしかったです。座って何曲か楽しんで、拍手を送ってから移動をしました。
ステージ前の机と椅子、なんかすごく背が高くて、椅子なんて「よっこらしょっと」と言いながら座るほどの細長いものでしたが、あれってアメリカンサイズなんだろうか。
何しろ万博で他にも行きたいところ、見たい物もあったので、まだステージは続くようでしたが席を立ちましたが、次々に人がやってきては椅子に座って楽しんでいました。
オーストラリア館でも歌手の方が歌っていましたが、あの時はハンバーガーを持って大屋根リングの座れる場所まで移動したので、あまり見られなかったなあ。こういうショーをあっちこっちでやってるのも万博の醍醐味だと思います。
写真左上:店の中からステージを見たところ。前にお一人座ってるところに最初に座りました。
写真左下:ステージ前の机と椅子。これではあまり高さが分かりませんが細長いです。
写真右 :ルビー・ヘイズさん。迫力のステージでした。




