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我楽くたくた万博漫遊記  作者: 小椋夏己
序章 万博に行くまでに
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バスに乗りたくなった理由

 電車でたまたまお隣になった御夫婦からは色々な話を伺いました。


 入ったパビリオンで面白かったところ、そうでもなかったところ。


 トイレや休憩できる場所はたくさんあって、どれもきれいだった。


 分からないことがあったら万博の人がたくさんいて、聞いたらみんな親切に教えてくれた。


 そんなことを色々と聞いて、お話だけでも本当に楽しそうと思って伺っていました。


 その時に、


「行きは地下鉄に乗って行ったけど、帰りはバスで三宮まで帰ってきたらすごく楽だった」


 とお聞きしたんです。


「値段もほとんど変わらないし、今度はバスで行こうかなと思っている」


 みたいにも。


 その話を聞いたことと、どうやら電車で行く東ゲートよりも、バスで行く西ゲートの方が空いているらしいと耳にするようになり、


「よし、私もバスで行きたい」


 と、バスで行く前提で計画を立て始めました。

 

 ただ、バスの時間を調べたら、


「三宮からのバス、すごく本数が少ないなあ」


 とは、その時から気がついてはいました。


 ですが、


「あんまり使う人もおらんのかな」


 と、気楽に考えて、


「西には行きたいパビリオンもあるし、やっぱり西だな」


 と心の中で決めてました、勝手に。


 電車で大阪まで行って、環状線に乗り換えて、それからまた乗り換えてと考えるだけでもめんどくさかったし、第一大阪の地下鉄はややこしいしめんどくさい。


「バス一択だな、バス」


 と、この考えがまあ後々色々あるわけですが、それはまた後々のお話ということで。

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