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「おい、、大丈夫か?」
「……んっ……」
冷たい。
額が冷たい。前にもこんなことあったな、、。
「えっ!」
冷たさで目が覚めた。横に居たのは耳をぴくぴくさせた白いお耳のお兄さん。
「おい、まだ起きるなよ、、熱がまだあるんだ。下がるまで寝とけ。」
そのお兄さんは額から落ちたタオルを正しく額へと戻してくれた。
「あっはい、、、分かりました?」
なんだかよく分からないままそのまま私は目を閉じようとした。
「………すまんな、、、」
「えっ………」
その人物は私の頭を撫でた。
「お前さんの服、、勝手に着替えさせた。衛生的にも良くないと思って、、そしたらその、、お前さんの、、下半身のものが潰れていて、、多分もう、、」
その人物の言葉で私は自分の本来の性別について分かってしまった。
「大丈夫、、ありがとう、、わざわざ着替えさせてくれて、、汚かったでしょ?」
「!そんなこと!!!っっ痣が、、どうして!」
その人物は気になった物事はすぐ直球で聞いてくるから私は面を食らってしまった。
素直な性格な人物で、、。
「私はレガシー。その名前だけ覚えてるの。あなたの名前は?」
「えっ?リーフ、、」
私がニコッと笑うとその人物は痛くないのか?と聞いてきた。もちろん今は痛くないので痛くないよと言うとその人物は知り合いに医者がいるから明日診断しようと私を抱きしめた。
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医者の治療も終わり、痣もほとんど消えかけた頃。
「俺は、、虎の獣人。ハーフ獣、、。これは生まれつきで動物の耳があるんだ。耳がない種族はほとんどが人間。またはエルフ。この世界はいろんな種族が溢れている。」
リーフはいろんなことを教えてくれた。
「エルフはすこぶる性格が悪い奴が多い。やつらは顔がいいからそれに騙されて結婚した同族を知っているが大半は金目当てで結婚されてるので酷い目に遭ってる連中が多い。レガシーもエルフがいたら気をつけろよ」
「熊の獣人にはとくに気をつけろ、奴らは特に人間を襲って無理やり嫁や婿にしては飽きたら捨てる連中が多い。奴らがいたら絶対見つからないこと。まぁ全員がそうではないがな、、」
リーフは身近にあった事件を特に気にしており、何か事件がある度に私に報告してくるようになった。
「リーフさん、そんな心配しなくても大丈夫ですよ、、この辺りには私達しか住んでないじゃないですか!」
「それはそうだが、、人間は弱い、、心配なんだよ」
リーフさんは私をよく心配してくれる。
それはとてもありがたいことで嬉しいことなのだが、、。
「私、、この世界についてもっと知りたいです。」
「!」




