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登場人物紹介6

『悲しみの連鎖を断ち切り』ビジュアルファンブックより抜粋。




『わたしはチャイルド☆』

スターチャイルド


設定は考えています。

ただ蛇足になるのを危惧して登場はさせませんでした。

もしかしたら続編で登場するかもしれません。




ーーーーー



細川星子(ほそかわせいこ)


色々予想されていましたが、明智秀頼のリアル妹。

スタチャが来る場面で絵美が明智家に遊びに来たことで、読者様の間でスタチャ=絵美説が流れた時は笑っていました。

第49部分6、スターチャイルド

第68部分24、明智秀頼は日常を望む

この辺りでは設定を固めていました。

わりと露骨に漢字を英語にしただけなのであからさまだったと思います。

主人公に妹がいると物語を回しやすくなるんですよ。

だから理沙のキャラクターを作ったのに結構出番少なくて、やっぱり秀頼の妹を出した方が良いなと早い段階で決めてました。

ギフトも兄同様にチートの『キャラメイク』。

しかし、学年が違う、別居してる、アイドル、チートと出番が少なくなりそうなのがなんとも……。


原作『悲しみの連鎖を断ち切り』セカンドシーズンのボツヒロインという立ち位置の『偽りのアイドル編』でした。

なんでもありなクズゲス世界。


メタフィクションの世界である原作のユーザーからは、秀頼へのヘイトが高すぎて、スタチャがリアル妹で叩かれる可能性があるため登場させませんでした……、という結構特殊な背景があります。

セカンドシーズンのシナリオということで、かなり深いところへ踏み込んだ伏線まみれなシナリオです。


予定では高校2年生になったらスタチャ参戦でしたが、早くスタチャを出したくてウズウズした結果かなり出番が早まりました。

そんな事情もあり、ギフト狩りなんて単語ももっと焦らして出そうと思ったのにすんなり出してしまいました。

(本来は鳥籠の次は、高校入学して『病弱の代償』をするつもりでした。スタチャは中盤から終盤辺りの登場になりそうと考えてました。)

まぁ、今後の布石や高校編の方向性も決まったのでOKです。


偽りのアイドルのシナリオを文字起こしした時は、クズゲスキャラクターが出演しなさ過ぎて『なんの物語書いてるんだろ?』状態でしたが、蓋を開ければ満足な仕上がりになりました。

本来の星子はギフト狩りの被害を受けてそのまま死亡する予定でした。

最後どんな言葉で閉めるか読み返したら『タケル出演してたんだっけ?』と、タケルの存在を思いだし、じゃあ主人公で締めようかとバトンを渡しました。

後付けでしたが、タケルが星子に掛けた言葉を文字起こししてたら作者自ら泣きながらスマホを操作してました。

本当にタケルは無能だけど良い奴だな、もっと早く来て……。


これまでのシナリオと違い、秀頼成敗!解決!とはならない後味の悪いシナリオであり、ある意味鳥籠よりもしんどいシナリオでした。

第4章の『変人親子の喫茶店』編で、ギフト所持者による犯罪がどうこうと話を膨らませていたので、そちらに舵を切ったシナリオになりました。

原作秀頼生きてた方がマシじゃね?って思うくらいには狂ってる世界です。


第69部分 25、明智秀頼の進路 (例のホ●回)

にて、

秀頼が

「いや、別に。ただギフトを配る迷惑な神様を俺の手で殺してやろうと思ってな」と発言しています。


第124部分 26、偽りアイドルは肯定されない

このラストに登場するのが迷惑な神様になります。

この迷惑な神様を放置したままの世界が細川星子の末路に繋がります。


ギフトを配る神様がおそらくラスボスになる予定です。

初代のヒロインである理沙、永遠、『病弱の代償』編、『月と鈴』編は全部神様を放置しているので、ハッピーエンドの向こう側としてセルフバッドエンドに繋がっています。


黒幕の神様に比べたら明智秀頼なんか前座の前座の小物レベルです。

ただ、ゲームプレイヤーには噛ませ犬のクセにでしゃばるから嫌われるんでしょうね……。

第69部分で黒幕について触れられていたとかマジか……。

タケルしか見てなかった……。




因みに、原作世界では真っ先に会いに行った星子ですが、

クズゲス世界ではファンレターをもらってすぐに秀頼が兄だと住所や年齢で気付いてました。

めっちゃ褒めるファンレターを貰ってニヤニヤしてました。

中学に入って秀頼を目撃するも、原作世界とは違い毎回褒めちぎってくるファンレターをもらっているので恥ずかしくて自分から会えずに引っ込んだりしてました。

スタチャは肯定されるが、星子では肯定されるか不安で会いに行けませんでした。

兄に会いたいと達裄に相談した結果、秀頼がたまたま自分に弟子入りしていたよく知る人物であったので背中を押されて会いに行った形になりました。


表がアイドル、裏では別キャラみたいな感じのキャラクターが大好きなので形にしてみました。

流星のロックマンの響ミソラとハープノート、アニメ初代バトスピのマイサンシャインとスイレンみたいなやつです。

世代の人ならわかると思います。


名前の星子の読みを『せいこ』と『ほしこ』で悩みましたが、『ほしこ』はなんかアイドルっぽくないので、アイドル歌手松田聖子リスペクトで『せいこ』読みになりました。

名字の細川は、明智光秀の娘である細川ガラシャから取りました。



津軽和(つがるのどか)


円の妹。

特にレギュラーのつもりはなく、ただただ出番が多い人。

ゲームでは円に妹がいると設定されているものの、登場はしない。

笑顔で秀頼をゴミクズ呼ばわりするので、好き嫌いが別れるキャラだと思います(秀頼君はMなのでほぼノーダメですが突っ込みはします)。

口が悪いのも秀頼に構ってもらいたいだけの後輩ちゃん。

原作の鬼畜クズゲス野郎の秀頼にも、同じ笑顔で毒舌を吐いてました。

好きな人ほど言葉遣いが悪くなる難儀な性格。

実は秀頼のアウトローで悪そうな見た目がめっちゃ好みです(だから言葉遣いが悪いのも悪い人に憧れがあるから)。

因みに原作世界では和は星子に嫌われていたために『偽りのアイドル』編には登場できませんでした。

理由は、毛嫌いしている明智秀頼と談笑する和の姿を星子から何回か目撃されていたから。

それが原因で軽蔑されていました。

原作世界でも和と友達になっていたら、また何か結末が変わったかもしれませんね。



遠野達裄(とおのたつゆき)


同作者の『絶対お兄ちゃん主義!』という作品の主人公と同じ名前のスターシステムキャラクター。

基本的にシリアスで動くとなんでも解決するので、クズゲスでは日常パートしか出てきません。

作中最強でなんでもありのシスコン。

名前のモデルは悲恋湖と墓場島で検索すれば一発で出ます。

人の名前を考えるのが苦手なので、違う作品からよく名前を使い回ししてます。



山本君グループ


イケメンの山本君。

お調子者の西山君。

名前不明のモブ男君。

秀頼君だってタケル君以外に友達います。

ゲームでは多分登場してない?

偽りのアイドル編で、いかにクズな秀頼を星子に目撃させるかを考えて、普通に人を殴っているとこみたら幻滅するなと思いそういう描写を入れました。

本来は普通にモブを殴る秀頼でしたが、クズゲス本編キャラを少しでも出演させたくて、頭を悩ませてました。

そういえばその場しのぎだった設定の絵美狙いの山本君を思いだし、シナリオに絡めました。

本編の秀頼君と仲良い3人のシーンを見ると、モブでも幸せになって欲しいです。




ギフト狩り集団について


文字通りギフトを恨む人で構成された組織。

クズゲス世界における現代ではまだ勢力は弱いが、未来ではギフト狩り集団があちこちに徘徊しているせいで、

ギフト所持者とギフト狩り集団で戦争が起こっている世紀末な世界観になっています。

秀頼君の力でどうにかなるかは知りません。

元ネタは豊臣秀吉が行った政策の刀狩りから。



あとがき


ここまで本編を読み進めていただきありがとうございます。


本来はラブコメ作家でシリアス超苦手なのですが(あんまり書けない)、

この作品のコンセプトとしてコメディとシリアスのギャップが凄いひぐらしとかグリザイアシリーズみたいな作品を作ろうとしてクズゲスが出来上がりました。

そこで、ギャルゲー歴10年の知識を用いて少しでもギャルゲーにありそうな感じを模索してました。



神のみぞ知るセカイというマンガにも影響されていて、初期のヒロインを攻略しまくる展開をリスペクトしています。

ヒロインの好感度リセット、ファンタジー色が強すぎる点が僕は苦手だったのでそこは僕の好きな世界観にしてます。

ヒロイン同士が仲良しなのは100カノの影響もあるかもしれません。

ですので、今後も登場人物がたくさん増える作品になると思いますが強い個性と、話の合間に挟まる登場人物紹介でいつでもキャラクターを見返せるようにしています。

少しでも「こいつ誰だっけ?」と思われないような工夫は今後も続けていきます。

作者自身が記憶力ないので、記憶力が無くてもストレスなく読めるみたいな感じにしていきます。



この作品はたくさんのキャラクターの思惑があり、これから()()壮大な物語になっていきますが、キャラクター同士のバカみたいなやり取りを楽しんでいただければ幸いです。



第97部 登場人物紹介5にて

>>そろそろ秀頼と絵美を悪人に仕立て上げて勧善懲悪をする展開もワンパターンで飽きてきたので、別方向の切り口を考えています。

次の6章では、違う理不尽と戦ってもらいます。


と書いていましたが、どうだったでしょうか?

僕は偽りのアイドル編を書いていた時、3回くらい泣いてしまい執筆できなくなっていた記憶があります。

こんなしんどいシリアスはもうやれないと思います……。



ファンタジー苦手なので、ギフトの設定も実はあんまり得意じゃないですが、やってみると楽しいです。


最近は明智光秀、豊臣秀頼、明智秀頼、豊臣光秀でもう誰がなんだかわけがわからなくなってます。


メディアでは主人公になれない豊臣秀頼が作者の好きな人物で、彼を主人公にした作品を作りたかったのも主人公の名前を決めた要因です(時代劇は書けません……)。

血筋は織田信長、浅井長政、豊臣秀吉の血を受け継ぐエリート一家みたいですよね。


メディアではモンペに描かれがちな茶々 (淀殿)の言うこともきっちりと聞いていたり、

戦国の世の中で女性軽視とされる時代でありながら、妻の千姫とは仲睦まじい描写も多く普通に人柄が良かったのかなと思っています。

千姫も嫌いな人を延命させるために家康に頭を下げないだろうし、よっぽど良い夫婦関係だったのだと思います。

母親とも妻とも仲が良い家族仲でほっこりします。

それでいて、知らぬ間に外堀を埋められて、気付いたら大惨事といううっかりさも、なんか可愛いですよね。

そんな感じに結構、明智秀頼君の性格描写の参考になっています。

大坂夏の陣は、徳川家康や真田幸村ばかり描かれがちですが、真の主役は豊臣秀頼です。


タケル君もこんなに出番あるキャラではなく、普通に無能晒すだけのキャラの予定がいつの間にか秀頼君大好き親友になってました。

意識しているのは、秀頼とタケルのやり取りはお笑い芸人のサンドウィッチマンみたいにボケも突っ込みも面白くできないかなという点ですね。

少しでも再現できていれば良いのですが……。



完全に予想外な動きをしたのは来栖さん。

2章で十文字兄妹を出したは良いけど個人的には『あんまり面白くないな……』と頭を抱えましたね。

エタることも考えてしまっていたのですが、久し振りにガチでクズゲスの世界観を練っていたのでエタるのを惜しんで秀頼の前世をガッツリ掘り下げることに舵を切りました。

人気が出なくて3章で路線変更して来栖さんを出した辺りからポツリポツリと人気が出てきて良かったなと思います。

1話で『最近仲が良くなってきた異性』と後々の来栖さんのことを語ってはいましたが、掘り下げるつもりは毛頭なく、『前世でもちょっとはモテていたよ』くらいを遠回しに表現した程度でした。

転生物語で前世の恋人?みたいな人を掘り下げるのはタブーだと思ってたのですが『クズゲスを盛り上げてくれぇまどかぁ!』くらいな感じで急遽ねじ込みました。

秀頼君の前世の名前も『田中恭也』みたいに普通に居そうな本名を考えていたのですが、読者様に1発でわかる名前にしたかったので凄く悩んだ結果、『あ、名前と名字を逆にしたらええやん』と安直に決めました。

戦国武将をモデルにして大正解でした。

秀頼君の前世は、一昔前のギャルゲー主人公みたいに無個性主人公にしようとしていたのをガッツリ変更しましたね。

1章執筆時点では家族問題を抱えたヒロインは出そうという宮村永遠ポジションしか考えていなかったのでよくここまで展開が膨らんだのが驚きですね。

2章登場の理沙すら考えてなかった……。

とにかくこの作品、考えるのがもの凄く大変です。

そもそも僕は『悲しみの連鎖を断ち切り』をやったことないので、原作とクズゲスの2つぶんのシナリオを考える必要あるのでかなりやりがいのある作品ですが、本当に執筆するのは楽しいです。

『悲しみの連鎖を断ち切り』3シリーズとか欲張らずに、単発ギャルゲーという設定にした方が良かったんじゃないかとは最近薄々気付いちゃいました……。

秀頼君らがセカンド以降あんまり覚えていないのは、この辺の作者の悲鳴ですね(笑)。

完結できるように、これからも頑張っていきます。



また、未公開作品でカクヨム様にてクズゲスのプロトタイプの小説が非公開で置いてありました。

1、2年ぐらい前から作品は考えてはいたけど、公開するほどじゃないって感じにボツにされてました。

主人公の名前が『佐々木小鳥』で孤児の設定でした。

叔父ではなく、施設で暴行をされていて『命令支配』に目覚めたみたいな導入でした。

この時はギフトという設定すらありませんでした(普通に特殊能力扱い)。

またヘイトを稼ぐクズゲスな設定ではなく、小物のネタキャラに転生したみたいに差異がありました。

なんで佐々木だったんだろ……?


同じ施設にいて、ルートがなくて将来絶対に死ぬ運命を辿るポジションの『宮崎円』という絵美ポジション。

この時から左目の下に泣き黒子設定があったので、よっぽど泣き黒子キャラが欲しかったんでしょうね。

なんで円だったんだろ……?


主人公は『町田絆』というタケルポジションで設定されてました。

きちんと土台はしっかりとあったようで驚きました。

原作のゲームタイトルは『明るい世界の希望』となっていましたね。

これはこれで読んでみたい。

こんなの書いていたこと自体まったく覚えていませんでした……。


ただ5ページで終わっていたので、当時の桜祭のやる気がなかったのは伝わりました。




ようやく、舞台はゲーム本編に到達しました。

50ページ以内にはゲーム本編行けるかな?って計算してたので、予想以上に長い子供時代でした。

原作に入り、一気に世界観が広がる予定です。

秀頼君もどんどんすけこましになるでしょう。

これからもクズゲスをよろしくお願いいたします。

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― 新着の感想 ―
[良い点] タケルいいやつじゃん!もっと早くこい。 津軽和ちゃんもしかして原作で数多おるセフレのひとり…? 前回処女いじりされてた姉がもっと泣いてしまう… 童貞弄りされた原作タケルと津軽円&和を交互に…
[一言] プロトタイプはタイトルだけ見るとロープレみたいだけど中身は鬱ゲーでしたみたいな詐欺に遭いそう。希望はあるけど遠すぎて届かなかったわみたいな。 佐々木と円は魔法先生からかな?円はもしかしたら…
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