九七式艦上攻撃機(30話)
日本人はカタログスペック厨が多い、そんな指摘を見ました。たぶん僕もカタログスペック厨ですね…
生産性とか考えたらどう考えても連合国が圧倒してますし(敗戦から目を背けたい)
九七式艦上攻撃機
大きな主翼を持った三人乗りの単発三座機だ。九七式艦上攻撃機、通称九九式艦攻。この機体は、大東亜戦争初期の帝国海軍機動部隊を支えた機体だ。艦上攻撃機というのは文字通り空母に搭載して運用する攻撃機のことだ。攻撃機というのは雷撃を主な任務とする機体のことを大日本帝国海軍が呼んだものだ。この九七式艦攻は一九三七年(皇紀二五九七年)に帝国海軍に採用された初の全金属製低翼単葉機だ。今回召喚したのは中島飛行機開発の一二型(三号)で、引込脚を採用しているのが六一型(二号)との違いだ。本機は偵察機としても使用可能なので、偵察飛行隊を艦攻隊に装備展開しようかと考えている。元々、偵察機を導入したのも、飛行兵の練習のためという事が大きかったからだ。
また、艦攻を導入したのにはもう一つある。それは、敵地の爆撃能力を得るためだ。この機体を導入することで、いくつかの爆弾による攻撃が出来るようになる。纏まった機数がないのでなんとも言えないが、宣戦布告した後に街への爆撃を実施すれば、ある程度の心理的効果は望めるだろう。
ちなみにこの機体には六十キロ爆弾であれば六発、八百キロ爆弾なら一発搭載することが出来る。同じような機体で九九式艦上爆撃機やJu 87 スツーカという機体があるが、あちらは二人乗りなので、安全の為に三人乗りの本機を選んだ。また、急降下爆撃をしても命中率の向上は望めるが、威力が下がってしまうので別に艦攻でも良かった。他にも本機の方が小型爆弾の搭載量に優れていたこともあげられる。双発爆撃機も考えたが、ただでさえ飛行時間が短いのにいきなり大型機乗ると事故が起きかねないからだ。また、小型機の方が汎用性が高そうだからだ。
有名な機体だけどあっさりめな解説。
まあ、解説ばかりでもストーリーが進まないからね()