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タ○オカ

作者: mozno


「彼氏のことを『彼ピ』って呼ぶんだって」


「なんで?」


「分かんない。たぶん『氏』は『ピ』って読むんだよ」


「派手に乱れたね」


「私たちが歳取ったら教科書にもそう載るんじゃないかな……」


「藤原ピは摂関政治で力を持った」


「そんなかんじ」


「源平合戦は源ピと平ピの血で血を洗う争いだった」


「そうそう」


「書類にも住所ピ名を書くことになるね」


「私、ピ名なににしようかな」


「親からもらったのがあるでしょ」


「もうかなりピの侵攻は進んでるよ……」


「可愛い」


「恐ろしいことだよ。その証拠に私たちはタピオカのピが元はなんだったかもう覚えてない……」


「元からピだったよ」


「気が付いた時にはピピピカになってるかもしれない……!」


「氏カチュウだった可能性が生じたね」


「ピ○ピが放送禁止用語になる時代が来る。ピピ○ピで、隠せてねーよとか笑われる時代が来るよ!」


「隠せてるよ。元の単語分かんないもん」


「テレビだとピピーピになっちゃうけど」


「全部ピになったら、あの時のピピは差別用語だとか言われるね」


「もう全部ピー音で隠すしかない!」


「ピーピーピー」


「今のはどんな下ネタ?」


「ううん。彼ピ」




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