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親友  作者: たい焼き屋さん
8/10

第八話~解決~

皆が声のした方を見る。もちろん私も。そこには理事長がいた。「な、なんであんたが...!」教頭は驚いている。まあ、そうだろうな。実際私も驚いている。「教頭ともあろうものがお忘れかね?今日は全校朝会だったはずだが...?」あ、そういえばそうだった。忘れていた。他の人達も忘れてただろう。おそらくこの事に必死だった教頭も忘れてたのだろう。「ちぃ...まずいな...理事長がいたとは...」「しかし渉さんよぉ、このじじいがそんなにやべぇやつなのか?」「よく分かんねぇが、なんかやばい雰囲気がするだろ?」確かに。初めて会った時から凄いオーラのような物を感じてた。「さて。この学校で暴れる事は私が許さん!」「おいおいぃ...勝手な事言ってんじゃあねぇぜぇ!!」と一人の男が理事長に銃を構える。まずい!理事長が危ない!すると理事長が「遅い!」と言うなりすぐさまその男の懐に入り腹を殴った。「信雄ー!!」ともう一人の男が言う。殴られた男は倒れた...。す、凄い...他の人達も驚いてる。「ば、ばかな...こんなじじいが...」「理事長大丈夫ですか!?」校長先生は心配そうだ。「ふははっ。この程度問題ない。心配はいらんよ。」「くそ!おいお前ら!いいか絶対に俺を守れよ...!金ならいくらでも払うからな!」「まだ諦めんか...」「当たり前だ!俺の野望は果たす!だが、もうここでは無理だがな。また別の場所でやり直すさ。さあ!何をモタモタしてやがる!早くこいつを撃て!じゃねえと...」(ドン!)えっ...!?また驚いた。「うるせえな...それは依頼にはなかったろ。」今まで一度も口を開かなかったリーダー格の男がなんと教頭の頭を撃ったのだ。「う、嘘だ...ろ...」と教頭は倒れた。いや死んだ...「きゃぁぁぁ!!!」流石にこれには悲鳴が上がる。無理もない。目の前で人が殺されたのだから。「いいのかよ。悟。」「ああ報酬は前払いだったからな。心配はいらねえ。」「だがなぁ...いくらでも払うって言ったし...」「義雄、いいからさっさと信雄を連れて帰るぞ。」「まて!」「ん?ああ。すまねえな。この子は返してやるよ。ほれ、行け。」え?案外あっさり返してくれるんだ。でも良かった。何とか美月は無事ね。「悟。人質はいるんじゃなかったのか?この状況だと。」「ああ。必要だな。」「じゃあ何で?」「俺はそんな意気地のないことはしねえ。自分達の力でここを抜け出す。」いや、かっこいい事言ってるけど危ないんじゃないかな。って犯罪者の心配してる時じゃない。「だが、お前達は捕らえさせてもらう!」「う、うおっ!」またもや理事長の拳が命中。確か義雄とか呼ばれてた男が倒れる。もはや達人だな。「おいおい。そんな歳でよく戦えるな。」「常日頃より鍛えておるからな。」す、凄いな...。しかしあの悟とかいう男は強そうだ。理事長は倒せるのだろうか...しかし心配はいらなかった。意外とすぐに倒された。「ふぅ...鍛えておって良かった。」「うおおぉぉぉぉぉ!」校内で歓喜の声が湧き上がる。すると美月はすぐさま私のところに駆け寄って来て、「大丈夫?痛いところはない?ごめんね。私の為に!こんな...」い、いや、足を撃たれただけなんだが...まあでも美月がここまで心配してくれるなんて。「ううん。私こそごめん。一ヶ月前のあの事件以来美月と話せないで...私は勇気が出なかったの。もし美月が怒ってたらどうしよう。悲しんだらどうしようって考えたら、怖くなっちゃって...」「そうだったの...良かったのに。私は凛を信じていたから。疑ってなんかいないよ。私の方こそ話しかけられてこないから、私から話しかけようと思っても勇気出なくて...」なんだ。美月は最初から信じてくれていたんだ。良かった。本当に...

そうして今回の事件は理事長の活躍で見事に解決。教頭は亡くなってしまったが、三人の男は逮捕され、厳しい処分を受けた。しかし学校側も責任を取らされて理事長は辞任すると言い出したが、生徒達から必死に止められ、学校は一週間の臨時休校という事で済んだ。

そして一週間経って、私はまた今までのように美月と弘樹と学校に行く。そして今までのように過ごす...







だが、美月に対する嫌がらせは終わってなかった...

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