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魔法の研究1

だいぶといつも投稿している時間から遅れました!すみません!!

良ければ見て行ってくださいどうぞ!

手紙を開けるとこう書いてあった。


『無事異世界に着きました?まぁ、着いていなかったらこの手紙読めてませんね。貴方のいる家には色んな施設があります。少し離れた所には鍛治場が、そしてもう少し離れた所には農場がその近くに沢があります。釣りなり何なりして下さい。尚、二階は人が住む所なので、部屋の扉を無理矢理こじ開けたりするのはやめて下さい。一階の開かなかった部屋は、手紙を置いていた机の中にある鍵で開けれます。なお、図書室、訓練場の鍵とその部屋の鍵を入れておきますので、ご自由にどうぞ、後私は貴方の修行など興味ないので、勝手に色々して下さい。ps.プロテインを大量に隠しておいたので時間があれば探して下さい』


……結構重要だったな、最後以外。

それじゃあ、アレを始めるか……。

机から置いた本を持ち上げてどこかに行った…

________

裕也は図書館で、色々な本を読みながら勉強していた。


「『魔法とはそれそのものを理解しなければならない、その魔法の陣を覚え一寸の狂いもなく正確に想像できる力が必要になってくる。しかし、魔力の操作は難しいとされている。魔力を纏った男は言った『体から靄が出て、それが体の周りを包むイメージをしたらできた』と世の魔法使いは試したが、何故かできず男を問いただそうとしたが、その男はもういなくなっていたとさ…』つまり、魔力の操作は難しいという事か」


試しに裕也は体に靄が出来、それを身に纏うイメージをする。

しかし、靄が出ている感じはせず何も起きなかった。

それを、ずっと想像しながら夜になるまでやっていた。

______

「……駄目だ~できねぇ……魔力操作は結構簡単だと思ったんだがな……魔法陣を覚えることからするか…」


そう思い、立ち上り魔法陣の本を探そうとしたとき気が付いた。


「……ん?なんで明るいんだ?ライトもつけてないし、外の光も月明りだけ……なのになんで明るい?」


そう、裕也が気が付いたのは部屋がやたらと明るいのだ。

まさかと思い、さっきまでのイメージと変えて、体から出して、体の周りに密集させ、体に密着するイメージに変える。

すると、服の上から服を着ている感覚に代わり、少し変な気分になった。

もう少しすると、体の一部に収束させ服を着ている感覚から、普段通り生活している感覚になり、纏い方をマスターしようとした。

そして、そのまま立ち上がり、自分の部屋に戻ろうとしたとき……。

視界が暗転して、気を失った。

_________

目を覚ますと朝になっていた。

起き上がった…すると、普段より体の動きが速くなっている気がした。


「……?なんか……凄い変な感じだ……今日は体調がいいのか?……いや、まさか…!!」


急いで、魔力を纏った男の記述を探した。

そして発見した。

「……『魔力を纏った男にある質問を投げかけた、『何故、魔力を纏い続けるのですか?』と男は答えた『纏い続けたいから纏ってるわけじゃない、纏うのを止められないから纏い続けているんだ』とその男のその時の顔は悲壮感に満ちていた……』……まさか、俺魔力を纏った状態を保ち続けてるのか…?」


腕に魔力を集めるイメージをする、すると確かに腕に何かが集まっている感じはする。

……裕也は違和感の無い様に魔力を身に纏った、しかしもし違和感のある魔力の纏い方をすれば、違和感を保ち続け、そしてしばらくの間集中できない日々が続いただろう。


「…なんか助かった気分だ」


もし、異世界に行ったとき、魔力を纏った人間がいたら、まさに恰好な獲物に見えるのを想像して寒気がした裕也だった…。

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