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魔法研究(制作編)

魔法陣を頭に書き込む事を終えて約三ヶ月が経過した……もっとも、自覚している分だけの記録だが。

最初の頃は物凄く、気絶していたが今ではあんまり気絶しない様になった。

気絶していた理由としては、魔力不足による疲労だと予想する。

そのおかげ?もあって魔力の貯蔵量が上がった(実感はない)。

しかしだ……魔法を作るのが大変だ。

先ずは作った魔法を紹介しよう。

書き込み魔法。

これは、物に書き込む魔法だ。しかし、記憶にも書き込めるため、重要書類などを覚えるのが簡単だ。

次に上書き魔法。

上書きと言っても、本当に上書きするわけではなく、偽装などにつかえる魔法だ。

理解できる人には理解できる魔法だ。

もし、英語で書かれている文章があるとしよう、その文に解説のように間違った翻訳をした日本語の文が書かれていたとしよう。

日本人は、どちらを見てその文を理解しようとするのか?

簡単な話だ楽をしようとして、間違った翻訳をした方を読む。

英語圏の人はそのまま正しい文を読めるだろう。

上書き魔法は、それを色濃く出す魔法だ。

日本語で、本来書かれた文があるとする。

そこに、異世界の文字で形成された、偽装の文を使い書き込み魔法を使うと、異世界の住民からは異世界の文が、日本の住民からは日本語で形成された文が見える。

知ってる言語の文しか見えなくなるという魔法だ。

もし、なにも書かれていない文を上書きすると、その文すら見えなくなるという優れもの。

そして、新しく作った魔法……というか、合成型の魔法だ。

水と風の魔法を組み合わせ作った新たな系統の魔法……氷魔法。

此処で、自然魔法の系統を説明する。

火、水、風、土、緑が自然魔法の系統である。

そして、物理魔法などの無形統の魔法。

そこに、俺が作った氷魔法が入るわけだ。

作り方は簡単、水を超低温の風で凍らせるだけ。

水魔法で作った水は、基本使用者の命令通りに動くので、氷になっても問題ない。

そして、氷のまま魔法陣から出すのに試行錯誤している今日この頃。

そして今日も、図書館にこもって魔法を研究している。

これでもない、あれでもないと、やった結果が床一面に広がる紙の海である。

そしてついに……。


「出来た……冷凍魔法!って作ろうとしている魔法じゃねぇ!!近いけど!!」


全く別の魔法を作っていた。

裕也曰く、どうしてこうなったと思う反面、氷魔法の第一歩には入れたんじゃないかと感じたらしい。

そこから、氷魔法の習得に10日を要したのだった。



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