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愉悦と虚無の神  作者: ka
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79話

「全く、作者は自分の作品で遊ぶものだからこっちの苦労を考えて行動してよ。これを読んだりしてる奴もそうだけど。こっちは遊びで生きてるんだから苦労なんてしたくないんだよ」

等愚痴を吐きながら街をぶらつく。チラチラと見られるがもう、うっとおしく感じなくなっている。


「やぁ。久しぶりとでも言おうか。魔族殺しの自称慈愛の神様?」


「皮肉ならもうちょっと考えてから話しなよ。何のようかな?」

魔王と再会してしまった。周りの人間は空気が凍りついた瞬間走って逃げていった。


「別に。私も暇だから歩いていただけ」


「ふ〜ん。何?サボり?仮にも王様なのに?そんなのが王様で良いのかな?僕が・・・これは禁句だったか」


「へ、へぇ、私が目の前にいるのにそれを言うんだ。この前の借りを返してあげようか?」


「僕は貸した覚えないから作ってあげようか?ふふっ、冗談だよ」


「面白くない冗談言うね」


「やっと見つけました!早く城に戻・・・っ!貴様!なんでここに。もしや、魔王様を!ここで殺す」

急に戯言を言われ少し戸惑う。思い込みで話すのは人型だと当たり前なのか…くだらないね。


「ねぇ、潰しても?」


「制圧だけなら許してあげるよ」


「つまんないの」

いつから出していたのか分からない糸で拘束し地面とキスさせる。

「ははっ、こんな惨めなのが魔族?随分と落ちぶれたじゃん」


「それ、私に向けての侮辱?」


「どうとでも捉えなよ。弱い弱い魔族さん♪」


「死にたいの?」


「できるの?負けた奴が?ここでやってみるかい?できれば友人とやり合う気は無いんだけど」


「いつ友人になったと思ってるの?」


「さぁ〜?言ってみただけだよ。ほら、僕って薄っぺらいじゃん?」

ピリピリとした空気が流れる。


「まあ、ここでやりあっても意味ないね。今回は引こうか」


「いつでも歓迎してあげるよ。じゃあね」

魔王が地面を蹴り空の彼方に飛んでいった。死んではないよ?やめてね、勘違いは。確かに誤解を生みやすい言葉を使ったよ?え?くどいからやめろ?分かったよ。


「作者も苦労してるね〜。まじウケる。こんな設定にしてるから」


「ここで何があった!」


「何があったんだろうね?」


「誰だ」


「一般人だよ」


「なら早くここから去れ!」


「は〜い」

(せっかくだしプレゼントをあげよう)

建物が崩れ、竜が出現した。


「何故ここに!総員退っ、ギャァァァア!」


「せいぜい頑張ってね。僕は楽しませてもらうから」


「ま、待て!お前もこいつを」


「去れって言ったのはお前だよ?だからそれに従わせてもらうよ」

最近思うんですよ。ブ◯アカの大人のカードの代償を先生が若くなってく、なら平和に解決するんじゃないのかな〜って。死んだら大混乱、若くなった先生を生徒たちが襲ったら大混乱。それに先生も若くなって動きやすくなるんだし、ね?いい条件だと。え?夢物語は辞めろ?うるせぇ!正論なんて大っきらいだ!

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