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愉悦と虚無の神  作者: ka
56/121

55話

「おいお前。学園の関係者では無いよな。何故ここに居る」


「僕に言ってるの?お前みたいなガキが僕に喋りかけるとか烏滸がましいよ。ここで死んどく?」


「お前!オレが誰だか分かって」


「興味無いね〜この世は力が全てだから」


「何を言って」


「あはは、分からなかった?頭が足りないんじゃないの?ほら、その足りない頭でよ〜く考えてみなよ」


「オレをバカにするなぁっ!」


「危ない危ない。バカにはしてないさ。ただ見下してるだけ♪そんな事も分からなかったの?自分の地位に頼り過ぎな馬鹿だったか。あはは」


「父に言ったら」


「いい加減諦めてよ。こっちもさ、暇じゃないんだよ。ねぇ、お前みたいな虫以下の存在に構う馬鹿はどこにいると思う?居ないよね。そういうこと。分かったらさっさと消えてよ」


「やっと見つけた。すみませんね。早く行くよ」


「次来たら喋れなくするから。すぐに行くよ。なにその目、本当に死にたいの?僕はやると言ったらやるから」


「っ」


「じゃあね〜」

・・・・・

・・・

・・


「何話していたの?」


「知りたい?」


「いや、やめておくよ」


「はは、なら聞かなくても良かったんじゃない?無意味なことやめてよ」


「言い方怖いよ」


「怖くないでしょ。この美少女の僕に言われるんだから喜んでよ」

(情緒がヤバい。[虚無]と[愉悦]を同居させてるからかな?急に笑ったり無関心になったりもうごっちゃごちゃ。作者は属性を盛りすぎ。こんな事になるんだから考えて動きなよ。やってること中学生だよ。え?作者、自称15歳?そんなの作者が勝手に言ってるだけでしょ。気にしなくて良いよ。あいつ嘘つきだし)


なんでため息吐いてるんだろ?何か嫌なことでもあったのかな?カナならあり得るよね

「何かあったの?」


「別に〜ルイ君が心配することじゃないから気にしなくていいよ」

(はぁ、これもどれも作者が悪い。そして、読者も悪い。僕は無罪〜勝ったから帰りに焼肉行こ〜)


「ライが寂しがってたよ」


「あの竜?別に気にしなくていいよ。元々一匹だったんだし」


「薄情だね」


「それが取り柄でもあるよ。僕は完全無敵ってやつだから」


「ズルいと言うか」


「なぁ、殴り合おうぜ」


「ルイ君の代わりに僕が」


「カナはやらなくて良いよ」


「なんで?破壊と暴虐の限りを尽くすだけだし平気でしょ」


「それがダメなの。あとサイクス、なんでカナを刺激するようなこと言うの?」


「た、楽しめそうだと」


「言い訳?サイクスダサいね〜」


「カナの方が悪質だから」


「ふぇ〜?」


「何その声」


「僕が悪質だって言われたから。今は優しく可憐な女の子なんだよ?優しく接しないと」


「こいつ、無敵だ」

書いてて思うんですけど第四の壁を簡単に越えすぎでは?書いてるのこっちだった…

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