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愉悦と虚無の神  作者: ka
42/121

41話

「ぐはっ」


「はは、弱いのになんで来たの?ほら、早く立たないと死んじゃうよ〜」


最初は優勢だったがどこまで行こうが人間。体力に限界があるし一発でも当たれば気絶この無理ゲー、どうやって人間達が攻略するのかカナリアは楽しみにしていた。


「甘いね〜この前勝てれば次回も勝てるってわけではないよ」


「何故俺たちを殺さない?」


「ネタバラシが早くなるけどこの身体をずっと使うわけではないよ。でもさ、すぐに返したら面白くないでしょ?だから人間を殺したりしてるんだよ。返して欲しい?」


「どうすれば返すんだ?」


「ルイ君の意識が起きて僕を殺せたら」


「時間稼ぎは充分か?」


「えぇ」


「そんなので僕が死ぬとでも?」

死ぬって言ってもな〜身体の主導権が変わるだけだしな〜


「ルイを返しやがれ!」


「あはは。返してほしいならやることは分かるはずだよね?それを口に出さずに動いていれば今のは当たっていたでしょ?」


「さっきのがウソだとしたら?」


「ふふっ、これでしょ?こんなもので勝てると思っていたの?浅はかだね〜爆発するようになっていたけど解除は簡単だったよ」


「浅はかはどっちか今からわかるぞ」


「こ、これは毒?いつの間に・・・・なんてなるわけ無いでしょ。ほら、次は何をするの?」


「ちっ」

(これも対策済みか。ここでこいつらとお別れなんて許されないだろうがルイの事も許されない。担任として俺は)


「何迷ってるの?クラスメイトのこと?それともルイ君のこと?優先順位が高い順で動きなよ。僕ならルイ君を殺してクラスメイトを優先するけどね。質としてはいいと思うけどルイ君は」


「かかったな!」


「ふ〜ん、魔力が使えなくなった。これまた厄介な」

まあいい。どうせここで負けてもあれがあるんだし遊ぶか


「豪火灰燼拳」


「こいよ。氷魔冥月拳」


互いの拳と拳がぶつかり燃えては凍りを繰り返す中心には相手が倒れるまで殴り合う2人が居た。衣服は燃えたり凍りついたりしていて人間ではあり得ない光景が繰り広げられていた。ま、相手に合わせてあげてるカナリアだからこその状況だけどね。


「人間がここまでなるとかあり得ないけど愉しいからいいや」


「こいつ…」

(やっぱり硬すぎる。だが、確実に疲れているここを逃せば次は無い。決めるしかねぇ!)


サイクスの猛攻を淡々と対処しているが、ルイの意識の覚醒、戦闘で蓄積した疲労などなど、色んな要素が合わさり押されて来ている。


はぁ、はぁ、流石に疲れてくる。これ以上はマズイ、この前の消耗が響いてきてる。そしてルイ君も目覚めてきてる

「ちっ」


「ルイを返してもらうぞ!紅蓮破戒拳」


はぁ、避けれるが終わりたかったし終わろう。あれがあるし平気平気。さ、次の準備を整えるか。


異常な光景が終わる。殺戮と蹂躙を繰り返した悪魔は消え、平穏が訪れた。消えたと言ったが、肉体の主導権が変わっただけだった。

さて、恒例なのかは分からないが、友人の話をしよう。

彼は、CoCで人外キャラをよく作ってくる。

大量に、だ。この前は「小聡明ース」アザトース

って言うロリキャラを作ってきた。

彼はRPが得意だった。ちゃんとロリを演じてきたのだ。気持ち悪いったらありゃしない。

まあこれはどうでもいい。だが彼はシナリオ中、輪廻転生という技能で自身をアザトースに変えたのだ。理解できなかった。したくなかった。

いきなり、少女が外神になり、d10orD100だ。

外神ネタで言うなれば、寝る・ラトホテプ、というキャラで来たこともあった。

彼は・・・人外キャラを作る時はD100かD1000で決めているらしい。やめて欲しい、ゲームバランスが崩れるのを目の前で見たさ。

まだある。今度はストレートに森の黒山羊って言うキャラを持ってきた。

そして、何を血迷ったか、いきなりこう発言した。「KP、好きな数字は1、好きな◯ンタの味は幼馴染を間違えて叩いてしまった時の罪悪感味」と言いシナリオの文字を改変していったんだ。

◯ンタの味キモ過ぎって思ったね。

彼がまともにRPするのを未だに見たことがない。彼は、シナリオを壊すのに快感を覚えるようだ。怖かった、だが面白かった。

だが、これを続けるのはやめてほしかったね。

今回はここまでにしようか。


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