表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愉悦と虚無の神  作者: ka
37/121

閑話

「あいつを止めるためにはどうすれば…殴るか?いや、人質にされるかもしれない。クソッ、そもそもあれが神なのか?悪魔の間違いじゃ」


「いや、それは無い」

否定される。そこには担任がいた。

サイクスは疑問を感じる。違和感か、正解への一歩か。


「人質は無いだと?んな確証ねぇだろ!!あいつはルイを何回も何回も危機に遭遇させようとしたんだぞ!!あいつは邪神だ」

その言葉に確証は無かった。カナリアは変数であり神である。確証はあっても変わり続ける。

曖昧なカナリアらしい。


「いや、邪神なら余計に勝てる、油断しているところを突くんだ。俺のスキルは[確定状態異常]だ、好きな状態異常を相手に確定で受けさせることができる。そして、[過剰供給]が今回の鍵だ。1人を強化させられるが、時間が経てば経つほど過剰になっていく。お前なら耐えられるだろう。供給は気絶すれば止まる。これであいつに勝つんだ」


「それは人質にされなかった場合だろ。された場合はどうするんだ」


「この網を使う。俺の[確定状態異常]で、睡眠、目眩、頭痛、吐き気、恐怖を付与した。これであいつを捕獲して変わらせる。それで問題ないだろ。人質にされなくても使うがな」


「なるほど。なら、その作戦で行く。俺はクラスの奴らに声をかける。人手は多いに越したことはねぇ」


「ああ、お前が切り札でその切り札を出し惜しみしない。任せたぞ」


その後は簡単だった。アンと一緒にクラスメイトに声をかけ、ルイの救出に向けて準備を整えるのだった。誘い文句は脅しだった。

「あいつを止めないと世界が滅びる」と、脅し協力を要求したのだった。

だが、そんな簡単な相手ならもう終わっているだろう。カナリアは神性であり邪悪である。そんな存在が1人間の考え通りに動くのか、知るのは作者のみ。


(何か引っかかる。俺はルイの為にやっているつもりだが、ルイはそんな事を望んでいないんじゃねぇのか?いやそれは無いな、あいつは殺しを行っている。ルイは殺しは嫌いだからな)


迷いが生じた。その迷いがどう出るか、どんな結果になるのか、答えはこの先にある。

成功か失敗か、未来は無数に存在する。分岐し分岐し続ける。一つの未来を知っても変わる。さてさて、ルイはどうなるのか。

少し、カナリアの中を見てみよう。


(ここ、は。そっか、身体の主導権を渡しちゃったのか…失敗だったのかな。カナが僕に返してくれるまで待つしか方法は無いんだ。

蛇からの甘い言葉だったんだ。)


ははっ、意識が戻ったようだね。でも返すつもりはないよ。この身体に飽きが来るまではね、絶望しルイ君はこの世にいたくないって考え、僕はやりたい放題するんだ。

ま、失敗しても何の問題も無いんだし、遊ばせてもらうよ。

やぁ、また会ったね。

この前の友人の話をしよう。

彼は◯戯王プレイヤーだ。そのネタを持ってきたのか、彼は◯ベンセヌフを持ってきた。キャラとして。

彼は、原作に忠実だった。・・・・そう、カードは話すことが出来ない。つまりだ、脳内に直接話しかけて来た。

そして、SAN値チェックを挟んできたんだ。最悪だった。◯の棺で不死身だし、SAN値も低かったし、すぐに拳、キックを振ってくるし、dbも高かった。

クソだった。近くにあった瀕死のNPCにとどめを刺した。これがいけなかった。ラストバトルで、行動不能になってしまった。

え?ロストしたのかって?はっはっはっ、愚問だね。別のPCを身代わりにして生き残ったさ。

身代わりにされたPCは当然、ロストした。

これを通したKPも悪いと思うんだ。

そもそも、カードが拳ってなんか・・・・・・・・違う気が。なんか具現化されるって書いてあったような。

まあ良い。だが、dbが4D6だった。これが駄目だった。キック込みで30のダメージだ。つまり、そこら辺の神話生物なんてグチャグチャに出来る。

POWが2でSTRが69だった。D100で決めたらしい。もう付き合ってられないって思ったさ。

また新しい出来事があったらここに書こう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ