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愉悦と虚無の神  作者: ka
23/121

23話

「ねぇ」


「何?」


「試験の時にその場にいた人を殺そうとしたのはホント?」


「まあ、ホントだね。やれって言われたから」


「え〜、ホントだったんだ。反省はしてるの?」


「今思えば子供っぽい事はしていたね」

懐かしそうに話す。その目は何処か遠い目をしていた。この前の出来事なのに。待って、ナレーションは作者じゃないの?僕?あ、そうですか。ギャラは・・・出ないと。


「私さ〜魔法が苦手だから教えてくれない?」


(これは!ルイ君と女の子が一緒にデートってこと!?青春してるね〜。保護者として見ておかないと)


絶対にろくなことにならないからやめておこう

「ごめんね。ちょっと僕忙しいから」


「そう言わずにさ」


「無理だから離してよ。引っ張らないで伸びるから」


「教えてくれるまで離さない」


(ルイ君あんなこと言っていたけど満更でもないんだよな〜。これが恋愛?僕には分からないな〜、されたことと言えば着せ替え人形と小動物になれって言われてなったら吸われたり。思い出したくなかった)


「何話してるんだ?」


「サイクス!この子になんとか言ってよ。さっきから離してくれないんだ」


「へぇ〜」


「そこで笑っていないで。あとその顔やめて」


「冗談だ。これでいいか?」


やっと動いてくれたよ

「ありがと」


「ちょっと!なんで私を剥がしたの?良いところだったのに」


「良くねぇよ。俺はルイに用事があったんだ」


サイクスは筋肉質だから頼りやすいんだよね。いい友達ができた


(え〜、なんで剥がしたのさ。面白くないな〜せっかく観賞用の椅子とか用意したっていうのに。このサイクスって子は教室に入って、一人ぼっちだった時に話しかけてきて仲良くなったらしい。お友達ってこと!?おじさん嬉しいな)


面白がらないでこっちは必死なんだから


(周りからの視線だろうな〜。なんで恐怖で縛らないのか不思議だな〜)


全くカナは人の事を考えないな〜。もうちょっと配慮してもいいのに


〈はいはい、僕は協調性なんてありませんよ〜すみませんでしたね〜〉


そこまでは言ってないよ。ただもうちょっと配慮してねって言いたかったんだよ


(ちなみに、周りからはいつもボーっとしてるように見えてるんだよね。不思議だな〜)


「それよりも飯行こうぜ」


「ちょうど良い時間だしいいよ。サイクスは勉強できるの?」


「全然できないぞ。俺は戦闘面しか鍛えてないからな。ははは」


「笑い事ではないでしょ。そろそろテストだよ?ヤバいんじゃない?」


「そう言われてもな俺は考える事はしたくない」


「そんなこと言っても入学した時点で考えることは確定してるんだよ?チャント勉強しなよ」


「じゃあ教えてくれよ、それなら良いだろ?」


「良いけど教えるの下手だよ?」


「教えてもらう事に価値があるんだろ。誰かが言ってたぞ」


「何そのセリフ」


「知らんな」


「ついたよ。何食べる?」

ブル◯ライブ待機してたんですよ。そしたら、ア◯ナの曲が流れてきて、なんか、こう、何とも言えない苦痛と可愛さが混ざって、脳破壊されたんですよね。曲自体は良かったんですよ、なんか青く澄んでいt

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