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愉悦と虚無の神  作者: ka
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2話


ふぅ、なんとか虫の卵にまで届いた。どうやったかって?そりゃあ、あの子から魂を切り離して遠い迷宮の中にあった卵に入ったんだよ。大変だった、風に飛ばされそうになるしたまに僕のことを見れるやつも居たし全く最悪だね。風に飛ばされそうになるのは嘘だけど。まあ、そんなことどうでもいいあの子が大きくなるまではこの虫で生活するんだそして権能を取り戻して僕のことを転生させた奴を。さて、まずは卵からでる所から。

−−−−−−−−

体感5時間かかった気分。なんと蜘蛛でした、わぁ〜脚が八本あるよ〜気持ち悪いね〜でも手数が多くなるから嬉しいな〜。さて、虚月は使えない、権能も無理。ということはスキルから入手しないと始まらないね。うん、まずは同族狩りでもしよう。経験値を寄越せ〜そして僕がもとに戻るために死ね〜。痛ったそうだった、今は痛覚があるんだ。ふむ、どうしようか人狩りは無理だしな〜。やっぱり同族か、殺るしかない。とりあえず脚が千切れてるやつを探して、いた!後ろから腹に噛み付いて喰います。

ペッ!不味いね食べるのは無しにしよう。

−−−−−−−−

ふぅ、今は

−−−−−−−−−−−−−−−−

レッサースパイダー

個体名 カナリア

LV 10

HP 14

MP 20

ATK 18

DEF 32

RES 24

AGI 36

LUK 14

−−−−−−−−

不死

時空の神

−−−−−−−−−−−−−−−−

弱いね〜、これほんとに僕なの?僕なんだろうな〜。

いずれにせよ神格は取り戻したいね

[愉悦]はもともと持ってるから残りの[虚無]と[虚数]はどこに行ったんだろ?[虚数]は取り戻しておきたい。あれがないと[虚数空間]の中にある僕の複製した身体が使えない。少しだけ作っておいたけど僕が凄いスピードで消費するから心配なんだよね。ステータスは見やすくなってるけどこんなゴミみたいな数値だと悲しいね。もっと同族狩りしないとプチッと潰されちゃう。

−−−−−−−−

さて、何匹殺ったっけ?確か20?は狩ったはず。弱いって大変だな〜、今までゲーム感覚で生きてたから身にしみてわかるよ。しみると言えば、僕今水の上で浮かんでるんだよねなんで?って思ったでしょ?思ってないとか言わないで、あれはね同族を狩ってた時だった追いかけ回してたら水に入って行っちゃってそのまま僕も一緒に。というわけで今は水に浮いてるってわけのんびりするのも良いね追いかけてた奴は狩ったしこのまま流れに身を任せることはせずもっと狩らないといけないので狩ってきます。

−−−−−−−−

いやぁ〜、負けちゃったよ。まさか、集団で挑まれるとはしかも進化してたしそんなの無理だよね。しっかし、初めての敗北だな〜今まで負けたことないから分からなかったけど命が一個しかないのは不便だ。さて、今のステータスを

−−−−−−−−−−−−−−−−

スモールスパイダー

個体名 カナリア

LV 30

HP 50

MP 47

ATK 36

DEF 41

RES 34

AGI 42

LUK 39

−−−−−−−−

不死

時空の神

陌夂┌

−−−−−−−−−−−−−−−−

順調だね、文字化けしてるけど多分虚無だし表示されるようになったら使えると思うけど今使うと制御できないね。目指すのは人型だけど神格か権能を取り戻せたらこの身体はいらなくなるな〜。なにに使おう?

この前の続き!神格と権能編


「虚無」 カナリア専用の神格。「創造」と「破壊」を両立している。

使い方によっては星を壊しまた創るを繰り返せる。エネルギーとしても使える。

強大な力には相応のリスクがある。


[虚無の神] 「虚無」に色々詰め込んでできたもの。無に帰るなら何をしても良いと考えるカナリアを体現し、狂気、冒涜、崩壊など概念系が多数。人の手に渡ると…


「虚数」 空間に付与すると永久に広がる。人間には必要なんじゃない?

[虚数空間] 付与された特殊空間。概念系の[狂気] [崩壊] [虚無崩壊] に使うエネルギーを溜めれる便利な空間。ここに「虚無」を入れて人間を落とすと… [虚無の神]の一部、倉庫としても使える、収納面で見れば最強。


[時空の神] 時間と空間を操れる。月をそこに出現させたり宇宙に放り込んだり、やろうと思えばブラックホールを召喚できる。神にはあまり効かない。つまり使う場面が少ない。


[豊穣の神] 生命を掌握、創造、破壊できる。

作物を増やしたり細胞を増殖させたりできる。あまり必要無いが、権能を増やすときにはこれを使う。


「愉悦」 自身が愉しんでいると感じたらバフがかかる。倍率はその時による。口調が変わることも… 


存在 恐怖でもあり神聖でもある。神秘でもあり冒涜でもある。両立されている。それがどう動くのかは分からない。それは物事に執着しない、浮世を遊ぶのが生きがいである。苦しむ様は愉しく、幸せは不幸のための前菜。ルールなど無価値であり、肉体は存在を知らせるための道具。

普段は「虚夢の空間」におり、現世を見て遊んでいる。

カナリアへの接し方によって結果が変わる、変数そのものである。

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