11話
(今日は教会に行くらしい。騒がれないといいね。家からだいぶ離れたところに教会があるらしいんだけどもうちょっと近くでもいいんじゃないの?)
ねぇ、神様っているのかな?僕は見たことないから信じれないんだよね
〈いると思うよ〜あと、信じる必要なんてないよ。信仰だよりのゴミ虫なら要らないし。いたら殺すよ。今は無理だけどね〉
いるんだ。神様って何するの?
〈書類に埋もれて寝る必要が無いから四六時中紙とにらめっこ。あと世界の管理〉
世界の守護が仕事じゃないの?もしかして暇だったり?
〈これは最高神の仕事だからね。最高神には休みなんて無いし同時進行なんて当たり前。地獄だよ?〉
「ようこそお越しくださいました」
「今日はよろしくお願いします」
「俺たちは外で待っているから」
「ではこちらに」
楽しみだな〜どんなスキルを持ってるんだろ?炎魔法とか欲しいな〜
(炎?あんなの弱いよ。できることなんて相手の再生を阻害、遠征とかでの明かり要員。火力で言えば強いけど空間系で阻害するのは簡単だしいらないでしょ。あと、2次被害が)
「この像に祈っていただければ」
「分かりました」
どんな風になるのかな?
(何も起こらないね。これで終わりなのかな?そうだとしたらルイ君は傷ついちゃうよ。テンプレじゃないのも不思議〜)
「終わりですね。ご家族のところに戻ってもいいですよ」
もう終わりなの?意外と早かったな〜
「ありがとうございました」
−−−−−−−−
「じゃあ帰るか」
周りの人は鑑定を持ってないと見えないらしい。でも、特別な紙に血を垂らすとステータスが写りだして周りの人に見えるようになるんだって。便利な世の中だね。
−−−−−−−−−−−−−−−−
個体名ルイ 人族
LV 23
HP 125
MP 250
ATK 48
DEF 53
RES 31
AGI 41
LUK 62
−−−−−−−−
炎魔法
風魔法
氷魔法
神聖魔法
剣術
慈悲
鑑定
−−−−−−−−
フェンリル殺し
取り憑かれし者
美徳持ち
−−−−−−−−−−−−−−−−
(僕が得た経験値を少しだけ貰ったんだろうね。子供としては強いぐらい。僕みたいにバグって無いのは良かった)
ねぇ、カナ?これって強いの?
〈子供としては強いよ。人間は成長率は高いからまだ成長できるよ。あと鑑定持ってるのはいいよ〉
僕まだ弱いんだ。慈悲って何?
〈人間に対して攻撃的になることが少なくなるのと魔物に対しての特攻がある〉
そうなんだ。このフェンリル殺しって消せないの?
〈称号は基本的に消せないけど隠してあげるよ。これはサービスね〉
「じゃあこれからルイのステータスを見せてくれ」
(なんか、この世界だと不思議な紙に写るらしいよ。ステータスがね。いや〜ご都合主義って便利だね。)
「これですね」
「おお!同い年の子供よりも高いぞ!しかも神聖魔法も使えるのか!よかったな」
「はい。嬉しいですね」
(成長が楽しみだ)
私は言ったよな?これはご都合主義の作品だと
それと、遊びで書いてると。あれ?言った覚えが・・・・ま、いっか。どうせ忘れるだろうし