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魔法少女マジカルゴリラ

作者: 上別府由樹

 止まない雨はない……

 明けない夜はない……


 嘘だ!


 この世界では雨は降り続けて夜のままだ! これも地球外生物【エルメス】によるもの。エルメスの目的は雨を降り続けさせて地球上を海だけにし、地球制服をしようというもの。


 まず、反撃に出たのはアメリカ。エルメス初来襲時、交信を試みて【食べられた】! そこで、ミサイルで攻撃! しかし、ミサイルは効かない。エルメスは世界各地に現れ雲を生み出した。そして、現在に至る。アメリカでは核弾頭を使うか議論が成されていたが、いかんせん敵はよくわからない。情報収集が必要なようだ。とりあえず人類は海面上昇を防ぐ為、海水を宇宙に捨ててるだけだ。


 一方日本では遥か太古より伝承されていた【アニマルウェポン】の使用が持ち上がる。どういうものかというと、人間の力では出せない速さ、チーターは百キロで走る、ノミに至ってはジャンプ力が人間とは桁違いである。それらのメカニズムを機械で再現する武器だ。


 しかし! 伝承者がロリコンで、十代の美少女じゃないと装備できないというロックAIを残し、死亡した。(過労死)


 都内、某高校。

「おはよー!」「おはよう!」生徒達が朝の挨拶を交わしていた。そして突然現れるエルメス!

 だがしかし、皆慌てない。この高校には世界一(自称)美少女な彼女がいた!


「おーほっほ、野蛮なエルメスがまた懲りずに殺されに来たのね?」

 とうっ! と校舎屋上からジャンプする少女! 膝を抱えてくるくる回ると……


 ゴリラになった!


「ウホー!」ドコドコドコドコ! ドラミングしている?

「キシャー」エルメス、正確にはエルメスには実体がない全て影が浮かび上がったかのような存在。ただ貪欲に食べる。


 だが!


「ウホー!」ゴリラパンチ!

「キー!」攻撃は効く!

 続けてパンチパンチのゴリラ。エルメスはその攻撃で綿飴みたいに溶けて、これがエルメスの死である。ゴリラから戻り、一人の少女が現れる。


「オーホッホ! この私、【鳳凰院ホウオウイン明日奈アスナ】が華麗にまたしても救ってしまったわ!」


続かない、完!

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