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第8話 喫茶店とステータスとチャージ魔術士


 ミーシャちゃんと晩ごはんを食べた翌朝。

 

「にゃーんにゃーーーん」


 昨日、孤児院でこねこちゃんのお世話をお願いすることにした。

 自宅に連れて帰れなかったからだ。


 孤児院に魔法使いのたまごの子も居て、使い魔としてこねこちゃんの扱いが勉強になると院長先生も喜んで引き受けてくれた。

 俺がお世話料金として、お金を出したのもOKの理由の1つであろう。



 朝、07時、魔法世界へとやってきた俺は、孤児院に顔を出した。

 

「おはよう!ホワイト」


 ネーミングセンスがないとか言わないで笑


「にゃーんにゃーーんにゃー」


 俺の足元でじゃれるホワイトタイガーこねこのホワイト。



「おはよう。ゆうおにいさん!」


 ミーシャちゃんの元気な声が聞こえた。


「おはようミーシャちゃん。今からお仕事?」


 くつを履いて外に出かけようとしている。ミーシャちゃん。   


「うんっ!魔術士ギルドの喫茶店で1日お仕事だよー」


「そうなんだね!頑張ってね」


「うんっ!またねーおにいさん。行ってきまーす」


「いってらっしゃーい」

 

 ミーシャちゃんを送り出す。

 朝から働く良い子だ。

 ちゃんと休めているのか心配になる。



「そしたら、ホワイト行くよーー」


 ホワイトを優しく抱きかかえて教会に向かい、お祈りをしたあと、森の中に潜ってモンスター退治をしに。




☆☆☆☆☆☆☆



 モンスター討伐を15時頃まで続けたあと、魔術士ギルドの喫茶店へと向かった。

 今日もジャスミンに出会った。

 なんか、くだものをたくさんくれた。


 ジャスミンバードの恩返しである。

 今度、くだものたくさんのクレープ作って渡そうと思う。


 前職で喫茶店のエリアマネージャーをしていた俺。 

 バイト上がりの社員だったため、現場作業も理解していた。

 クレープ作りはお手の物だ。



「お待たせしました。ステーキ定食2人です」



 喫茶店の席に座って魔法世界の魔導本を読んでいるとミーシャちゃんが料理を持ってきてくれた。


「ありがとう。銀貨4枚(4000円)とミーシャちゃんにチップの大銅貨5枚(500円)ね」



「わー、チップありがとうございます。おにいさんだいすきっ」


「お仕事ふぁいとー!!」

「にゃーん」


 ステーキ定食2つ。

 ステーキとサラダとスープとパンのセットだ。

 俺とホワイトに1つずつ。

 ホワイトの分のスープは代わりに俺が飲む。


「はーい」


 ミーシャちゃんは、俺に返事をしてキッチンへと戻っていく。


 

 テーブルの上に並べられたステーキ定食をを食べる。


「いっただきまーす」

「にゃにゃにゃーん」


 ホワイトもいただきますと言っているようだ笑


「塩味か」


 湯気の出ているステーキを最初に食す。


「塩味か」


 人参とキャベツの入った温かいスープ。

 


「塩味か」


 少し酸っぱいトマトとシャキシャキレタスのサラダ。


「ほんのり甘い」


 コッペパン。



 

 天使見習いのBAGから焼肉のたれを出すのを我慢して食事を終えた。

 全部塩味は、辛い。



「メニューオープン」



《ステータス》




名 前:天使あまつか 優羽ゆう

性 別:♂

年 齢:30

種 族:人間(天使見習い)

職 業:魔術士D級 魔法特化型魔術士 使い魔あり

体 力: 少しついた

天 力:つよめ

攻撃力: 少しついた

防御力: あまりない

俊敏力: ふつう

技術力:良い

加 護:ひきニート女神(日本に帰ることができる)合言葉は帰宅『ただいま我が家』と行く『さよなら我が家。悲しみ。ぴえんぱおん』

装 備:天使見習いのステッキ(回復魔法に少し良い補助効果。打撃使用時光属性)

装 備:にゃんころゴーストマント(技術力上昇)

装 備:マジックハット(技術力が上がる?)

《天使見習いのBAG》▽いろいろ

《天使技》

『主人公専用⋮天使見習いの雷技』

□説明

『雷技:エンジェルスパーク』

・雷の初歩技☆1

・単体に対して有効な雷技

・白光色のキラキラに触れることで心の悪しき者に攻撃。

・悪しき者は、燃えるような痛みを味わう。


□説明

『☆雷技:エンジェルスパークリング』

・雷の初歩技☆1

・複数に対して有効な雷技

・白光色のキラキラの円陣に触れることで心の悪しき者に攻撃。

・悪しき者は燃えるような痛みを味わう。

・エンジェルスパークより若干威力が落ちる


『主人公専用⋮天使見習いの治癒技』

□説明

☆治癒(回復)

『☆回復技:エンジェルヒール』

・天使見習いの初歩の回復技

・手を対象に向けると発動。


《スキル》

 ☆剣

 ☆弓 

 ☆☆ステッキ(棒杖)


《耐性》


 睡眠(社畜だった経験により覚醒)


《特性》

①天使見習いのお散歩(空を飛ぶことができる) 


②エンジェルテンション(ステータスを上げることができる)

『主人公専用⋮エンジェルテンション』

□説明

・名発動後、ステータスが1段階上昇する。

・段階を上げれば上げるほどステータスがそれに伴い上昇する。

・ステータスが上がると戦闘面では通常攻撃や呪文攻撃にダメージが増える。その他、回復魔法なども同様に効果が上がる。

・段階は全部で5段階で1段階でステータスが1.5倍。発動失敗率10%

・2段階でステータスが3倍。発動失敗率30%

・3段階でステータスが5倍。発動失敗率50%

・4段階でステータスが7倍。発動失敗率70%

・5段階でステータスが20倍。発動失敗率90%

・発動実施中ダメージを受けると段階0からやり直しになる。

・発動失敗すると段階プラス10秒身動きがとれなくなる。

・発動実施中。感情が高ぶり、瞳は吊り上がり、髪の毛はトゲトゲと立ち上がり発言が無意識に荒々しくなる


③天使見習いのほほえみ(対象を眠らせることができる)

『主人公専用⋮天使見習いの睡眠技』

□説明

・対象を睡眠状態にする初歩技

・目の合っている対象に対して有効な技

・やすらかなるねむりを、と唱えた後、にこっとほほえむことで発動する。



 暇なのでステータスを確認してみた。




 


☆☆☆☆☆☆☆



 ステータス確認後、引き続き魔法世界の魔導本を読んでいると、 


「ここで食べてもいーい??」


 ミーシャちゃんがトレーにパンとサラダとスープを載せてやってきた。


「いいよー。休憩?」


「うん。きゅうけいだよー!まかない今から食べるんだー」


 もぐもぐ食べ始めるミーシャちゃん。

 

「そういえば、院長先生から、ミーシャちゃん魔法使えるって聞いたんだけど、将来は魔術士として生きてくの??」


 世間話することに。


「うーん。魔術士登録はもうしてあるけど、戦闘魔法ってより日常生活に使える程度の初心者魔法だからモンスターと戦ったりはしないかなー。属性魔石のチャージするチャージ魔術士志望かな。まぁ、一日の魔力チャージ量超えたらチャージするお仕事できなくなるから、その後は今みたいな生活してお金稼ぐって感じ」



「属性魔石のチャージ魔術士になるんだね」


 水魔法を使うモンスターを倒すと水の魔石、風魔法を使うモンスターを倒すと風の魔石を得る。

 上記のように属性魔石がある。


 水の魔石は触って念じると水が出る。

 風の魔石は触って念じると風が出る。


 属性魔石も使えばどんどん魔力が減っていく、どんどん色が薄くなっていく。


 魔力が減ってきた属性魔石に魔術士が該当の属性をチャージすると再度使用することができる。


 チャージすると何度も使えるわけではなく、魔石は徐々に劣化していずれ粉砕する。





 ミーシャちゃんが食べ終わるまで喫茶店でお話したあと、森にレベル上げへ。

 その後、孤児院にホワイトを預け、スライムゼリーをお土産として持っていき、教会にてお祈りしたあと、自宅へと帰った。



お読みいただきありがとうございます。

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