第7話 使い魔!
夕方頃にホワイトタイガーこねこを抱きしめながらはじまった街に帰宅。
討伐したウルフと魔石を換金するために魔術士ギルドへと向かう。
ギルドの中では常設している喫茶店で魔術士たちがイスに座って食事をしていた。
「こんにちは〜お願いします」
「はいっ!あれっ?ユウさんお早いお帰りですね。今日、依頼受けてましたよね?えっと魔術士カードの提出をお願いします」
魔術士カードを見せる。
「はいっ。かしこまりました。調査報告書記載致します。どうぞお話ください」
魔術士カードをみて、俺の受けた依頼書を確認したあと、受付の女性が羽ペンを持ち羊皮紙に記入しようとする。
「えっと、森の奥の方にいたウルフを50匹ほど倒してきました。近くの村まで結構な距離があるので当分は村までウルフが迷い込むことはないと思います。そして、こねこを見つけて懐かれたので使い魔登録お願いします」
「あの、えっと……。」
受付の女性が50匹という言葉に不審そうな顔をしたので、場所を移して解体場所まで趣き50匹全部出した。
「先程は疑ってしまい申し訳ありませんでした。では、依頼達成のスタンプと使い魔の登録を魔術士カードに行ないます。そして、魔石とウルフは全てギルド買い取りで大丈夫でしょうか?」
「はいっ!ありがとうございます。よろしくお願いします」
「そしたら、代金の方ご準備いたします。その間に、売店にて使い魔の印になる首輪の購入をしてはいかがでしょうか?」
「ありがとうございます。そうします」
☆☆☆☆☆☆☆
魔術士ギルドでのいろいろとが終わり教会に向かってると、
「ゆうおにいさんっ!!!会いたかった」
ミーシャちゃんに後ろから声をかけられた。
「おっ、ミーシャちゃん。どうしたの?」
会いたかったって言われてちょっと嬉しい。
「チョコソースすごい評判良くてお礼伝えたくて。おかけで全部売れたんだー!うわぁー、白いこねこだ。かわいい」
ミーシャちゃんに渡したチョコソース街の人に評判だったようだ。
「チョコソース評判上場みたいで良かったよ。懐かれたからこねこ連れてきた」
☆☆☆☆☆☆☆
今日は、もうミーシャちゃん仕事がないみたいなので一緒に夕ご飯を食べることに。
「いいの?ほんとに?ごちそうになっちゃって」
しおらしい姿のミーシャちゃん。
「いいよ。ひとりで食べても寂しいし」
「わかった。ありがとうね。ゆうおにいさん。だいすきっ」
ミーシャちゃんは今日もかわいいです。
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