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200文字作品

[200文字] 恋人

作者: 山口みかん

 今日は私と義兄の高校卒業の日。

 そんな良き日に私達は告白イベントに挑む。


「お義兄ちゃんは4組の榊さん?」

「お前は2組の長塚か」

「「健闘を祈る」」


 そして私達は目当てのクラスへと別れて行った。


「駄目だったよ」

「……俺もだ」

「そっか、残念だったね。良い感じだと思ってたのに」

「お前の方もな」


 私達はやりきった顔でお互いを迎えた。


「仕方ないな」

「うん、仕方ないよね」


 そうして私達は初恋の相手と初めてのキスをした。




 

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― 新着の感想 ―
[良い点] 甘酸っぱい告白ものかー、と読み進めて最後の一行 なんだろうこのオチは? わかるけど、わかるけどー 前フリが足らんわー と思った、うむ200文字ならこんなものか。 榊さんと長塚君が何て言って…
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