2月11日、ケーキ。
今日は、2月11日だよ?
そして、昨日は、、、クッキー作りに失敗しちゃいました☆
でも、チョイスがクッキーだったのがいけないんだよ・・・。
だけど、今日挑戦するのは、ケーキです!
えっ? ケーキ・・・ケーキ・・・?
どうやって、作るんだっけ?
私、そういうの作ったことがないからわかんないや☆
そして、私は今日も言うのである。
私「どうやら、私の製作はまず基礎からだったようだね」っと―――。
さて、ここで問題です。
何もかもがわからない現代人にとって欠かせないものとは何でしょうか?
正解は、インターネットでした!
そう、、、わからなければ、調べればいいのです☆
っというわけで、調べることになった私。
ここで登場するのが、昨日も出てきた真也君のパソコンちゃん。
「えっ? なぜ、パソコンに“ちゃん”付けをしているか」だって?
それは、真也君が変態さんだからだよ。
まだまだ、キミは真也君のことをわかってないようだね。
だったら、私が無垢なキミに、ちゃんと理由を説明してあげようではないか!
まず、真也君を始めとしたと全国の変態さんは、パソコンの中に彼女がいるんだよ?
だから、パソコンが彼女同然とも言えるんだよ。
だから、“ちゃん”が付くというわけさ☆
私はそんなどうでもいいことを華麗に説明しながら、ケーキについて調べてみた。
すると、なかなか簡単でおいしそうに作れるものを発見するのである。
それから言う言葉といえば!?
私「私って天才!?」
あぁ、どうやら言う言葉をミスったようだね。
では、正しい魔法の掛け声を言ってみようか?
私「ポチっとな!!」
私は心の中で「よく言えました」と自分を讃えてみた。
だが、考えてみて思うのは「すごいのは私ではなく開発者なのでは?」ということ。
本当に、現代の技術とは素晴らしいものばかりである。
だって、目立った苦労もせずにただ座っていれば、プリンターから勝手にコピーされたモノが出て来るのだよ?
本当に、現代技術とは捨てがたいものだよ。
そうやって、私は意味のわからないことを、外の世界にいる宇宙人と交信しながら家を出た。
―――――●―――――●―――――●―――――
さて、今は家に帰ってきてケーキの材料を並べ終えたところである。
だが、今日の私は少しだけ違うのである。
それは、買ってきた材料が違うとかそんな馬鹿な話ではない。
実は!! 実は、「もう焦がさないぞ!?」っと心に誓ったのである。
どうだ! すごい進歩であろう?
皆の衆! 我を褒め称えるがいい!!
だが、いつまでもそんな馬鹿なコントばかりしていると、彼が帰ってきてしまうのである。
だから、私は一人コントをそれくらいで切り上げて、作業を開始することにした。
私「えーっと・・・」
「まず、最初は・・・卵・・・卵・・・」
「次に入れるのは、砂糖・・・砂糖・・・」
「そしてぇ~~~♪」
私は鼻歌交じりで、ケーキを作り始める。
今回は、失敗しないぞ!?
その思いを胸に掲げて―――――。
それから少しして、私は完成した生地を型に流し入れ、それをオーブンの中に投入してみた。
っと言っても、別に文字通りに“投げ入れた”わけではない。
私が愛情と真心を込めて大切に入れたということを、まずキミに知っておいてもらいたい。
さて、そんなこんなで焼き始めることになったケーキ。
『さて、調子はどうなのだろうか?』と、私はオーブンの中を覗いてみる。
私「あれ?おかしいぞ?」
「よそうがいのてんかいでぇ~すぅ!」
そうやって、私は予想外の展開に思わず声を上げた。
それもそのはずだろう?
だって、どこの誰が“ケーキが型に隠れて見えない”なんてことを想像できた?
そのせいで、ケーキに焼き目が付いたかどうかがわかんないんだよ?
この重要さがキミにはわかるかな?
私にはわかるよ?
だって、昨日クッキーを焦がしてるんだもん☆
っというわけで、困った困った・・・。
『さて、どうしたものだろうか?』 私は少しだけ考えてみた。
だが、考えて答えが出るならば、始めから悩むことなんてことはない。
考える必要はないのだ! なぜなら、私は天才であるからね☆
そんなこんなで、私は考えることを止め、コピーした“作り方”に書いてあった30分ほど待ってみることにした。
私「よし!タイマーを30分後にセットしたことだし、今日は焦がさないだろ!?」
私はそんな安易な考えをした後に、ケーキができるまで歌って待ってみた。
―――――●―――――●―――――●―――――
――ピリリリリリリリィィィ~~~♪
―――ピリリリリリリリィィィ~~~♪
私「どうやら、タイマーが私を呼んでいるようだね☆」
私は私を呼んでいたタイマーを消した後、ケーキを取り出そうと、オーブンに手をかけた。
すると、不思議なのである。
私「ん?なんか、焦げた匂いがするんですけど・・・?」
すると、すると、私の嗅覚が鋭かったことが、後に証明されるのである。
私「はっ!?」
「なんか、焦げてるんですけどぉぉぉぉぉ!!!!!」
「えっ!!ウソでしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」 っと―――。
―――――●―――――●―――――●―――――
――私は反省を繰り返した。
私「焦がさないと誓ったはずなのにぃぃ・・・」
――私は反省を繰り返した。
私「焦がさないはずだったのにぃぃぃ・・・」 っと―――。
だが、私が反省を繰り返したところで、焦げたケーキは元には戻らない。
だから、私は「明日があるさ♪」とプラス思考で考えてみることにした。
だが、私はなぜこんなに料理ができないのだろうか?
私は少し考えてみる。
だが、わからない。
残念ながら、全くと言っていいほどわからない。
っというわけで、明日はオーブンを使わない・・・
私でも焦がさない料理?に挑戦することに決めた。