2月9日、デート?
さて、今日はバレンタインという日の数日前、、、
2月9日であるがね、 どうも。
そんな日に私は一体何をするというのだろうか?
ふと、私は今日の予定を考えてみる。
だが、大学の方は少し前から春休みということで休みだし、バイトはこれまた前にやめてしまった挙句の果て、私はサークルにも入っていない。
だから、はっきり言っておこうではないか。
私は“暇人という名のニートである!!”っとね!?
いや、だがニートは職業や学業に関係ない人が定義だったっけ?
よくわかんないけれども、とにかく私はニートではないということか?
まぁ、そんなことはどうでもいいのだよ。
私は彼に・・・
幼馴染という肩書を持つ同居人にプレゼントをしなくてはならないのだよ。
だが、彼は朝ご飯を食べた後に言うのである。
彼「悪いな、今日は俺も暇なんだよ・・・」
彼「というわけで、どこかに遊びに行かないか?」 っと―――。
まて、マテ、待て!!!
それは、所謂デートという奴ではないのかね?
私は“別に私達は付き合ってるわけではない”と何度言えばいいのだね?
おかしな話だろう?
だが、ここにもう一つおかしな話が存在するのだよ。
「いいよ☆」
まって、待って、舞って、、、???
舞ってるのは私の心だったぁぁぁぁぁぁ!!!!!
そう、、、なぜか私は了承してしまったのである。
『あ~ 本当に私はバカな人間だ・・・』
私はここで後悔するのである。
だが、時間と彼は待ってなどくれない。
彼「じゃあ、早速出かけるぞ!」
私「本当に、早速ですね!!!」
私は思わず突っ込みを入れてしまう。
まぁ、これが私という人間だから仕方がないよね♪
というわけで、出かけることになった同居人AとB。
ここでのAはもちろん私で、Bが彼だというどうでもいいことを言っておこうか。
さて、私達が一番最初に向かった先は映画館。
ん? 待って?
これって、完全にデートコースを歩んでいるのではないか?
そう思っているのは、果たして私だけなのだろうか?
だが、私はここで口を開くのである。
私「じゃあ、何を見る?」 っと―――。
はぁ? そこは、「なんで映画館?」でしょ!?
そういった突込みは大歓迎です☆
もう、私と中身を入れ替わって欲しいくらい♪
だけど、そんなことは叶わないから話は進むのである。
彼「俺はこれが見たい・・・」
そう言って彼が見つめる先には、大人気シリーズの映画のポスターが。
私は別にそれを見るのは嫌ではなかったので、「いいよ」と答えることにした。
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さて、映画館デートという偉業を成し遂げた別に付き合っているわけでもなんでもない男女は、果たして次にどこへ行くのだろうか?
私は、自問自答をしてみた。
すると、その答えは自ずと彼の口から出てきたのです。
彼「ちょっと、遅くなったけど飯でも食いに行くか?」 っと―――。
まぁ、10時頃に家を出て、11時から2時間半の映画を見ているわけだから、少し遅いといえば遅いな。
だから、私はお腹も減ったことだし「いいよ」と答える。
だが、そこでは同時に思ったことがあった。
それは『私は何をやっているんだか・・・』ということだった―――。
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さて、場所は映画館近くのファミレスに変わりまして、現在の時刻は2時半。
そこで、私は彼に聞いてみることにした。
それは、もちろん今後の予定についてである。
私「あのさ、真也はこの春休みどう過ごすつもり?」
ここで、初めて名前が登場する神田真也君。
これが、全てにおいて完璧すぎるイケメンの名前である。
とにかく、私はそんな彼に聞いた。
すると、彼は答えたのである。
彼「うーん」
「まぁ、俺は明日からサークルの方があるから、そっちに顔出すけど?」
「それより、ユメはどう過ごすつもり?」
あれ?おかしいな? 私が質問したはずなのに、私の名前が聞こえたような?
でも、気のせいじゃないみたい♪ 答えなくちゃ♪
私「そうだよね・・・」
「あたし何にも予定がないんだよね~」
ですが、たった今! 私は春休みにすることができました。
それは、真也君にバレンタインのプレゼントを作るということです。
実際は、もともと渡すつもりではあったのだけれど、手作りにしようか市販品にしようか迷ってたんだよねぇ♪
だけど、どうやら彼は明日からサークルらしいね。
ということは、彼がいない間は一人暮らしと同じ!!
っということは、彼に内緒でプレゼントが作れるということです!
そんなこんなで、私が彼にプレゼントを作るという計画は始動し始めたのである。