表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

第1話

 高級感あふれる店。スーツを身にまとう男性が華麗に料理を運ぶ。客達は皆幸せそうだ。一人を除いて。その一人とはわたし。私はこのなかで一人ただ願っていた。


コワシタイ。

スベテコワレテシマエ。

スベテハカイシテシマイタイ。



「破壊したいですか?」


ハイ。



......。


?


「はじめまして。そしてこんにちは。僕はあなたの見方です。」

アナタハダレ。


「あなたの苦しみを共有しうるもの、とでもしておきましょう。」


私は辺を見渡した。


「みえないよ。」


その声はハハハと笑った。


ナニヨウダ?


「あなたのようなのはたくさんいるんです。ぜひ一度会いにきませんか?互いに傷をいやしましょうよ。」


ヒツヨウナイ。ミカタナドイラナイ。

ドウセ.....


「どうせ、裏切られるから、でしょう?私はあなたの気持ちがわかる。さぁ、私のもとへおいで。」


......。


「信じているぞ。では待ち合わせ場所を言おう。場所は新宿駅西口JRの改札の前。使いを送っておく。今すぐおいで。」


ワカッタ。



「待っている。」


私の頭の中に入ってきた"声"。危険な感じはした。だが理解者が欲しかった。だから私はコートも着ないでいそうで店を出た。出るとき両親が何かを言っていた。だがそんなものはどうでもよかった。


ハヤクアイタイ。ただそれだけだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ